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イングランド・プレミアリーグ 第21節
M.ユナイテッド vs チェルシー

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アーセナル vs ボルトン
ぎりぎりのアーセナルがぎりぎりで勝った。前節同様、もうほんと、ぎりぎりであった。それも、途中出場のあのベントナーが決めての勝利である。正直、複雑な想いがする。でも、ヴェンゲルはほんとうに辛抱強い監督だと感心する。
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ストーク・シティ vs リバプール
ストークがホームの意地をみせ、どうにか踏ん張った。僕は、ストークのあのスタイルは絶対的に嫌いだし、認めたくはないのだけれど、でもなぜか観ているうちに彼らのほうに肩入れしてしまう。あれはいったいなんなのだろう。生き残りのためにできることをやりきっている、というあのひたむきさがいいのだろうか。ストーク、来季もプレミアでがんばってほしい。
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イングランド・プレミアリーグ 第20節
アーセナル vs ポーツマス
崖っぷちのアーセナル。この試合もなかなか得点することができず、攻めながら窮地に追い込まれた。が、後半の後半、ベラ、ラムジが投入されて以降、組織がよみがえった。とくにラムジが効いていたと思う。その末、ここのところいろいろあったガラスが決め、勝利。アーセナルとしてはよい勝ち方だったといえる。
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リーガ・エスパニョーラ 第18節
オサスナ vs バルセロナ
バルサ、一時はどうなるかと思ったけれど、最後は個人技でオサスナをねじ伏せてみせた。ほんと強いな、今季のバルサは。
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ヴァレンシア vs ビジャレアル
あの政治的なドタバタ劇以降、もうすっかりヴァレンシアを見放していたのだけれど、こういう試合をみせつけられると、やっぱりヴァレンシアがピリッとしないとリーガはなあ、なんてことを素直に思う。とはいえ、ビジャレアルも好チームなので応援しているし、だからどっちも負けるなよお、なんて都合のいいことを念じながらみていたので引き分けに終わってよかった。でもちょっと残念なような、ほっとするような、そんな心持ちであった。さすが、いまのビジャレアルには地力がある。でもこれからは、またヴァレンシアの試合も観なくちゃなあとも思った。
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リーガ・エスパニョーラ 第17節
バルセロナ vs マジョルカ
今季のバルサで気づいたこと。それは、ロナウジーニョやデコをはじめとするブラジル人プレーヤーが一掃されていること。いまはもうシウビーニョくらいしかいないのではないだろうか。今季のバルセロナは、素行に問題の多いブラジル人プレーヤーを排することで秩序だったサッカーができているといえる。だから強いのかもしれないし、たぶん、そのせいでもうひとつぐっとこないのだろう。というか、それはきっとブラジルのせいだけではないのだろうけれど。でも、とてもいいサッカーをしている。
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レアル・マドリー vs ビジャレアル
クリスマス休暇明けだというのに、ビジャレアルの選手たちはまだ疲れているようにみえる。この規模のクラブにとって、CLと自国リーグの二足のワラジはかなりの負担になってしまうのだろう。とくにマルコス・セナ、ピレスといったベテラン選手の疲弊が目立つ。マルコス・セナについては、たぶんユーロの影響もあるのだろう。とはいえ、惜しかったなあ。引き分けてもおかしくない試合だと思ったのだけれど。
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今週はいろいろあったせいもあるのだろう、いつになく体調が悪かった。とくに木曜未明、腹痛で目が覚め、もぞもぞしているうちに朝になり、下し、こりゃどうしようか、と思っているうちにまた下し、みたいなことを繰り返しているうちに昼過ぎに。途中、欠勤の連絡を入れ、電話を通していくつかの用をこなしながら、それでもトイレに駆け込む以外、ベッドから出ることはできなかった。当然、昼食を抜き、夕食は粥と梅干し。おそらく10年以上ぶりになるであろう質素な献立であった。