2009年03月31日

Spiritual things...

Ensemble Al-Salaam / 『Sojourner』 (P-VINE)

sojourner.jpgとにかくベアトリス・パーカーのヴォーカルがよい。彼女の声は言葉の領域を突き抜けていて、その響きそのものになにか大きな価値が籠められているのだと思える。聴き惚れているうちに、もうくらくらきてしまった。

本作は、いわゆるスピリチュアル・ジャズのリイシューものである(オリジナルは70年代にリリースされている)。しかも、CD化されたのはこれが世界で初。ということはまあ、ジャズの主流からみると少しきわのところに位置づけられる音だと思うけれど、その時代、その立ち位置ならではの力、息吹きのようなものを感じられる良作だと思う。
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2009年03月29日

カップ戦で味スタ

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下北で、今回はいつものピッツァではなく、タイ料理(グリーンカレー)のランチを食べて飛田給に向かった。カレーは酸味が強く、辛かった。

で、試合は大竹のワンプレーでなんとか勝利を得た。が、やはり内容が悪い。というか悪すぎると思う。本来、パスワークを軸とした攻撃サッカーを標榜しているはずなのに、彼らは肝心の中盤は省略ぎみ、自陣からFWめがけてハイボールを放り込む極めて退屈なサッカーに終始していた。選手の技術云々もそうなのだけれども、やはりポジションが悪いのだろう。そしてなにより選手が動けていない。判断が悪いのだ。

この試合、浅利が加わったことで中盤に落ち着きがもたらされた。次の試合も浅利と羽生、そして梶山がうまく中盤を構成してくれるといいのだけれど。さらに、その前方で大竹がプレーできれば彼ももっと活きると思う。中盤の構成。これが東京の大きな課題である。

もっと興奮する試合がみたい。僕は、分析のためではなく、快感のためにスタジアムにいるのだ。
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2009年03月28日

Pandit Kishan Maharaj

『Tribute To Pandit Kishan Maharaj - Live From Saptak Festival』 (Sence W.M.)

昨年五月に亡くなったインド古典音楽の巨匠、パンディット・キシャン・マハラジを悼むライヴアルバム。

pandit_kishan_maharaj.jpgタブラのソロ演奏がゆるゆると続く。といっても、そのリズムが緩慢だというわけでは決してなく、むしろタブラが生み出すビートは密に感じられる。なので、「ゆるゆる」という表現は適当ではないのかもしれないけれど、しかしそれは鬼気せまるものではなく、むしろ人の心を解きほぐすようなところがあるのでここではあえて「ゆるゆる」と表現した。拘束的ではなく、開放的というか、瞑想的なのだ。ゆるやかに流れる時の中にきめこまやかなタブラのビートが木霊している。

CD1の終盤で、ガネーシュ・パランという神々の名前をサンスクリット語で唱えたあとにタブラを打ち鳴らす儀式が挿入されている。ほのぼのとした空気の中に音楽と宗教との原始的なつながりが保存されていて、人間の暮らしと宗教を完全に切り離すことはおそらく不可能なのだろうなあ、などと空想した。
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2009年03月25日

Spain & England League

リーガ・エスパニョーラ 第28節

バルセロナ vs マラガ

barcelona09032203.jpgマラガはツートップが裏目にでた。中盤が薄くなり、プレスをうまくかけることができないのでもうバルサのやりたい放題。えらいことになった。

バルセロナのサッカーをみていて、あのサッカーでは選手それぞれのポジショニングがなにより大切なのだと痛感した。ボールホルダーからみて、常に複数のパスコースが確保されている。例えば、繰り返し再生されたアウベスのゴールの際にも、ヴァイタル・エリアでシャビがボールを保持しているとき、すでにゴール前にパスコースがふたつあり、さらにシャビのシュートというオプションもある中、危機的状況に陥ったマラガDF陣が凍りついているところにさらなるパスコースとしてアウベスが飛び込んで、そこにやわらかなラストパスが渡る。それはもう完璧な崩しだった。

で、バルサの左サイド。この試合、シウビーニョの位置どりがさらによくなっていると感じた。控えめにみせておいて、機をみて深くえぐる。職人技である。バルサのサイド、左右のコントラストがとてもよい。

*****

イングランド・プレミアリーグ 第30週

フラム vs M.ユナイテッド

もう無敵。と、思いあがったときが危機の始まりなのかもしれない。前節、リヴァプールにちんちんにやられたユナイテッドはまだそのショックをひきずっていて、あの自信に満ちあふれた強さはすっかり影を潜めてどこかに消え去っていた。諸行無常である。しかも、こんなときのためのスコールズだったはずなのに、なんていう残念な展開。歯車が狂いだしたのか。磐石であったはずの首位の座が危ない。

***

リバプール vs アストン・ヴィラ

やっぱりリバプールは強かった。パスの流れ、スピード、文句のつけようがない。ラファ・ベニテスも策に溺れて駄目になるかと思っていたのだけれど、今季は合理性を追求しすぎることなく、ほどほどのところで手綱をさばいているところがよいのだと思う。チームは成熟しつつある。
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2009年03月22日

「悲夢」 白と黒の交差

キム・ギドク監督 『悲夢』 (ヒューマントラストシネマ渋谷)

英題: 『SAD DREAM』

男は夢の中で目撃する。女は夢の中を生きる。白と黒は反転する。

sad_dream.jpg男と女、愛と憎、夢と現実...この世の中で引き裂かれているふたつのものが白と黒の対比の中で描かれている。男は失われた愛を、女は憎しみを、それぞれひきずりながら生きており、男は夢をみて、女はその夢を現実として生きようとする。その夢と現実の交差が荒唐無稽な悲劇をうみだすのだけれども、キム・ギドクはその様をいかにも彼らしく悲喜劇的にみせている。

この作品の特徴はなんといっても主演のオダギリジョーだと思う。が、これがいまひとつだった。それにしても、なぜギドクは彼にああも台詞を喋らせたのだろう。彼だけが日本語を話すという違和感もそうだけれど、それ以上にその台詞であらゆる事柄が説明されてしまうのでそのたびに興が醒め、作品世界に浸りきることができなかった。映像の上に言葉の膜を張りかたちを整えるのはキム・ギドクらしからぬ演出だと思う。言語の問題があるのであれば、たとえば『ブレス』(過去記事)のチャン・チェンのように終始無言でもよかったのではないだろうか。

とはいえ、キム・ギドクの新作を劇場で観ることができてなにより。過渡的状況にあるキム・ギドクの今後は予想するのが難しいけれど、それでもやはり彼のこれからに期待してしまう。母国との関係が薄まり、彼の創作の足場は少しゆらいでいるようにもみえる。が、この揺らぎの先にいったいどのような作品の広がりがあるのだろう。期待と不安が入り混じる。
posted by Ken-U at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(キム・ギドク) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

今年初の味スタ

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残念なことに、今年はJリーグの開幕戦を味スタで迎えることができなかった。しかも開幕以降、FC東京は2連敗と早くも危機的状況に陥っている。が、今日は俺が行くのだから勝つに決まっている、と強い心持ちで飛田給へと向かった。

で、試合は辛くも東京の勝利。どうにか連敗を脱出したのはいいけれど、いかんせん内容が悪い。とくに中盤のパスミスが目立つのは問題だと思う。これは選手個々の技術不足もあるにはあると思うのだけれども、それより選手それぞれの位置、それに選手間の距離が悪いせいではないだろうか。選手同士が離れすぎていたり、または近くにいてもパスを受けるための位置取りができていないようにみえる。だからパスを回せば回すほど窮屈になり、相手のプレスに負けてしまうのだ。これは選手個々人で解決すべき課題ではなく、選手を組織する立場にある城福監督が手をつけるべき問題だと思う。

今日のところはこの点を平山へのハイボールで解決しようとした。が、これは根本的な解決にはならないと思う。今後はキャンプを通して未消化だった部分、とくに中盤の連携を細かく改善してほしい。あと、カボレをもっと活かしてもらいたい。他の選手たちは、彼のほしいタイミング、位置でラストパスを送るよう努めてほしい。

とはいえ、今季初勝利を飾れたのはなにより。これから一歩ずつ改善できればと思う。あと、改善のひとつの選択肢として、カボレのワントップもありかなと思う。MFをひとり増やすことで、選手間の距離の問題については多少の改善ができるのではないだろうか。
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England + Spain League

イングランド・プレミアリーグ 第29週

アーセナル vs ブラックバーン

arsenal09031403.jpg期待のアルシャヴィンが決めた。彼はついこのまえ加入したばかりなのに、もうアーセナルの流れに馴染んでいてさすがだと思う。とくに最初のゴールシーンの、ゴール前に走り込む彼のあの躍動に痺れた。

で、後半。アルシャヴィンの活躍がエブエに飛び火し、彼のスーパーなシュートを誘発した。アルシャヴィンの加入でもっとも刺激を受けているのがエブエだと思うけれど、ここでは彼の抱えている危機感がよい方に出た。彼以外にも、アルシャヴィンに刺激を受けている選手は多いと思う。

アルシャヴィンが与えた刺激により、アーセナルのサッカーに流動性が戻りつつある。これに欠場中のエドゥアルド、アデバヨル、セスクが加わればまたあの頃のような流動性あふれるサッカーがみられるようになるのだろう。

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M.ユナイテッド vs リバプール

ロナウドがPKを蹴ったときに、これで試合は決まりかと思ったのだけれども、そう簡単にはいかないのがサッカーである。というか、いつのまにかリバプールが強くなっている。ボールの流れ、スピードともにレベルが高く、そのプレーの充実度には目を見張るものがある。彼らのおかげでリーグがもうしばらく盛り上がりそうだ。

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リーガ・エスパニョーラ 第27節

アルメリア vs バルセロナ

調子を落としかけていたバルセロナがあっという間に復調した。強かった。前半はいまひとつぴりっとしなかったけれど、後半はもういけいけであった。ボウジャンも活躍できたし、リーグ終盤に向けてよい準備ができていると思う。

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A.マドリー vs ビジャレアル

前半はビジャレアルだったけれど、ハビ・ベンタの退場以降はさすがに踏ん張れず、後半の後半はアトレティコが一方的に猛攻を仕掛けた。結果は残念だったけれど、ひさしぶりにスペイン・リーグらしい猛烈な殴り合いをみることができてよかった。選手の退場というマイナス要素を差し引いても満足度の高い試合だった。
posted by Ken-U at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

CL - First knockout round #2

UEFA CHAMPIONS LEAGUE - First knockout round, 2nd leg

バルセロナ vs リヨン

barcelona09031105.jpg序盤、10分弱の間は互角の攻防だったけれど、その後はバルセロナがリヨンを圧倒した。右サイドのメッシ、アウベスがドリブル突破を仕掛けたかと思うと、次の瞬間には左の空いたスペースにロングフィードが通り、そこへアンリが侵入する。かと思ったら中央からエトオ、さらにその背後からシャビ、イニエスタが飛び出してくる。といった、まさに変幻自在の猛攻であった。で、そうこうする間にバルサが大量4得点を挙げ、カンプノウは楽勝ムードに包まれる。

が、サッカーはそう甘いスポーツではない。と、リヨンは意地をもって示したと思う。終盤のジュニーニョはちょっと残念だったけれど、それでも試合の緊張感をあそこまで維持できたのはさすがリヨンだと感じた。骨太であった。

課題であるバルサの左サイド。シウビーニョが控えめに位置をとり、アンリに広いスペースを与えるといういまの関係はとてもいいと思う。シウビーニョは渋い演出家である。アンリが活き活きとしている。

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ローマ vs アーセナル

アーセナルは本当に危なかった。が、なんとか生き延びたところはさすがだと思う。若いアーセナルの選手たちにとって、このぎりぎりの経験はきっとよい財産となるに違いない。

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M.ユナイテッド vs チェルシー

ここ一番、ってときに決まるビディッチのヘッドはさすがだと思う。で、追いつめられたチェルシーはあわあわするばかりでこれといった策がなかった。イブラヒモビッチ、孤軍奮闘も実らず。現状、これがモウリーニョの限界だと思う。

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リバプール vs R.マドリー

この試合、どうなるかと思ったけれど、蓋を開けてみたらやっぱりそうかという展開。結果、リバプールの楽勝であった。正直、ここ数年のリバプールには複雑な想いがあるのだけれど、今季に限っては、ラファの采配も改善されてきたし、なによりボールが滑らかに回るようになってそれがなによりだと思う。

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ユベントス vs チェルシー

この試合、おぼろな記憶しかない。記録によると、チェルシーがどうにか勝ち抜けたようだ。そういわれてみると、そんな気がする。チェルシーは、ヒディングというカンフル剤がよく効いているようにみえる。

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パナシュナイコス vs ビジャレアル

拮抗した試合だったけれど、最後はビジャレアルが勝負強さをみせた。これはきっと、常日頃からスペイン・リーグで揉まれているおかげなのだろう。ビジャレアルには粘りがあった。このチームには期待しているので、ベスト8でもよい試合をみせてほしい。

*****

帰国後、朦朧とした意識の中で観たり、そのまま途中で眠ってしまったり、あるいは食事をつくりながら、食べながら観た試合が多かったので、こなした試合数に比して興奮は控えめだった気がする。来月のQ.ファイナルはもっとはらはらしたい。
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2009年03月14日

帰国

水曜の夜、帰国。近所のラーメン屋で夕食をすませ、部屋に着いたのが22時過ぎ。さっそくシャワーを浴び、寝た。で、翌日は出勤。

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3月3日(火) 晴れ?

仮眠をとり、旅の支度をして、成田へ。空港ではあまり時間がなく、ちゃっちゃと茶漬けを掻き込んで早々に搭乗。パリ経由にて現地へと向かった。

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現地着。心配した雨はない。ホテルの部屋に入るとバスタブ無しだとわかり、落胆。フロントに掛け合うが、すでに満室で部屋の変更は無理だという。ほんとか、と思いながらも引き下がり、荷をほどいて、散歩。すると噂のバイクシェアリングに遭遇する。こんなところにステーションが。おおっ、と感心。夕食は軽くパスタ。それにオリーヴオイルでズッキーニを軽く炒めました、みたいな皿を添えた。

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3月4日(水) 雨

会場へ。担当ブースは今回からオープンな造りに。しかも中央にはバーカウンターが設えられていて、不況の真っ只中にあえてこれをもってくるとは流石だなと思った。まずは皆で乾杯。スプマンテがそれはもううまいのなんの。で、マルティナの助けを借りて仕事の準備、終日業務。夕食は例のフリーランスと共に。割り勘。

*****

3月5日(木) 雨

終日業務。今回、エレナのかわりにスザンナが加わった。彼女はヴァレンシア出身のスペイン人で、イタリア語は話すが英語はまるで駄目である。背は175cmちかく、肌は白い。肉感的な体つきをしており、ナイスバディ枠での採用かなあなんて思う。でも声はガラガラ。彼女が仕事の合間にファッション誌を眺めているので、なにしてんのかなあなんて覗いてみると、モデルの顔、衣服に落書きを施している。中学以来の光景。視線があうなりゲラゲラ笑うスザンナはこれはこれで素敵だなと思った。

夜は同じく出張中の同僚に呼ばれ、現地の邦人とともに夕食。ここは御馳走になり、食べ過ぎで胸焼け。

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3月6日(金) 雨のち晴れ

引き続き業務。朝、スザンナが半ばすっぴんでやってくる。で、マルティナからメイク道具を借り、どこかへ消え、顔を整えてから復帰。呆れるマルティナ。

スザンナによるスペイン語レッスンもこの日で2日目。ふたりの共通語はないので、英語、イタリア語の単語レベルでやりとりをした。で、朝の事を訊くと、昨日、この仕事のあと、ディスコで朝までだったという。それも、ディスコティークでワーク、みたいなことを言うのでディスコでワークはないやろ、とやりとりしていると、実のところ、彼女はダンサーなのであった。なるほど、そういわれるとそういう感じがする。馬鹿な奴が集まるのでパーティーは嫌い、みたなことも言うのでそれは意外に感じたが、でもあれが職場だったらやっぱり辛いんだろうなあと思い直した。午後、眠そうにしているので、眠いの?って訊くと、スプマンテを冷やしているボウルの中に顔を突っ込む真似をして笑うスザンナ。

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夕刻。少し早めに職場を離れ、市街へ移動。1時間ほどでちゃっちゃと歩き観る。人通りはそれなりにあるのだが、客入りのない暇そうな店が目立つ。不況の影。

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夕食はピッツァ。前回、リニューアル工事中で閉店していた店に入ってみる。内装はそれほどかわりないが、経営がかわったのか、ピッツァがかつてとはまったくの別物。ふかふかの生地に不安がよぎったが、食べてみるとこれがなかなか。さくさく食べ終え、その後スーパーにてパセリを買い込み、ホテルの部屋で業務。終わったのは深夜2時前。疲弊。

*****

3月7日(土) 晴ときどき曇り

午前。ブース内でうろうろして、それから約束の書類を渡し、軽くミーティングをして、一段落。先方の社長と堅い握手をして、みなさんに挨拶。空腹のまま会場をあとにする。

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午後、あわただしく移動。タクシーの中で居眠り。空港の窓から空を見あげる。

空港着。ホテルへの移動途中。ふと会社の携帯を紛失していることに気づき、慌てて自分の携帯からその携帯へ電話。ミラノでつかったタクシーの運転手が応答する。居眠りしている間にポケットからこぼれ落ちたようだ。で、必至のやりとりの末、まだ現地に残っている同僚のホテルに運んでもらえることになった。幸運。

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夕刻。ホテルにて荷を解く。で、友人と合流。かつての取引先のマネージャーだった男とディナーの約束があり、その彼とも合流したのだが、ディナーは近くのアイリッシュパブだという。まあいいや、って感じで談笑。さらに、日本のバイヤーたくさん紹介してくれたら次はレストランだ、とか腑抜けたことをいう。奴は昔から思っていることをずけずけ言うパリの洗練とはほど遠い男である。頭にくることも多々あるが、なぜか憎めないキャラを持つ。

*****

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3月8日(日) 雨のち曇り

終日業務。とはいえ、気は少し楽になっている。この街でもバイクシェアリングのステーションが目立った。実際、利用者も多いようで、街で走っている姿を多く見かけた。

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パレ・ロワイヤル脇でライヴ。ビバルディを演奏していてちょっと粋な感じ。

夕刻、パリに移住した友人夫婦宅におじゃまする。彼女はまだフランス語が駄目で、そのせいで少しホームシック気味にみえた。日本語の会話を楽しみつつ、しゃぶしゃぶを御馳走になる。

*****

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3月9日(月) 曇り時々晴れ、時々雨

半日業務。疲弊。で、4時頃からリサーチと称してウィンドウショッピングに。レクレルールでストール、マルジェラでカーディガンを購入する。

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昼、カフェにてサラダのランチ。白ワインも美味であった。

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夕刻、ホテルに戻る途中、カフェの中を覗くと衝撃が走る。フランス人が真面目な顔して囲碁を打っているではないか。その隣のテーブルでも若い男女が囲碁をしている。日本ブームもここまできたかとびっくり。

夜。前から気になっていたホテル近くにあるレストランに入る。バーカウンターつきの店内はこじんまりしていてひとりでも心地よい。いい店をみつけた。

*****

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3月10日(火) 曇り時々晴れ、時々雨

日中は自由。午前はルーブルでも、と思っていたのに火曜日は休館日だと知り、落胆。とくに代替策もなく、ふらふらとコンコルド方面に向かって歩く。コンコルド付近に来るといつも不穏な印象を受けるのはなぜだろう。

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なんとはなしにモード系の美術館(というか博物館)に足を運ぶ。19世紀のドレスに関する企画展が開催中であった。いろいろなコルセットがみられた。

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その後、めずらしくシャンゼリゼを歩く。と、オレンジ色の服に身を包んだ男が寝転がっている。みると、本気で眠っている。通りすがりの美女も笑いながら彼を覗き込むのだった。

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ウォーホルの企画展かなにかをやっているようだ。19世紀の服飾から20世紀のポップまで。この旅では近代を回顧するパリを感じた。いよいよ時代が終わるのだろうか。

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Arthur Hのポスターを発見し、思わずシャッターを切る。懐かしい。

土産を買い込み、きんたろうで親子丼を食べてから空港へ。で、空港でまたもやミスを犯す。自分用に買ったオリーヴオイル、バルサミコを機内に持ち込もうとしたのである。もちろん液体は持ち込み禁止なのでその場で没収。落胆、ただ落胆。

*****

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3月11日(水) 曇り

成田着。バスにてTCATへ向かう。

ミラノもパリも不況。ミラノではフランス語できないおやじが「C'est la vie」だなんて割り切って飄々としていたが、パリはどちらかというと不機嫌にみえた。この状況下、海外出張もこれからどうなることやら。実際、1月末の出張も却下されたのだし。この業界でも、とくに外資系では営業職を中心に大規模な首切りが行われている。転職どころではないのかなあ。

*****

3月13日 (金) ?

代休の金曜。目が覚めるともう夕方4時であった。でまた落胆。大切な1日を無駄にしてしまった。なんてもったいないことをしてしまったのだろう。で、気持ちを切り替えてCLの観戦三昧してまた眠りこけたり。

*****

憶えたスペイン語:『Hace frío』、『Hace calor』他

機内で観た映画: 『Quantum of Solace』

読了した本: 『正直じゃいけん』

読みかけた本: 『犬の記憶』

***

まだ記録できていないいろいろ(CDを除く)

・『悲夢』
・『上海』
・CD x 6枚
posted by Ken-U at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のひとコマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

CL - First knockout round #1

UEFA CHAMPIONS LEAGUE - First knockout round, 1st leg

アーセナル vs ローマ

arsenal09022402.jpgヴェンゲルは期待のナスリを中央トップ下的なポジションに置き、その可能性を試した。結果、チームは躍動した。とくに、前線におけるファン・ペルシ、ナスリの入り乱れ方はよかったと思う。興奮した。あと、この躍動の底にはディアビの復帰があることも忘れてはならない。彼の懐の深さはチームに落ち着きをもたらし、前線の流動性を支え続けた。さらに、ヴェンゲルがこれまた期待のラムジーを途中起用したことも評価したい。

ただ、ベントナーだけは蚊帳の外であった。彼がもう少しチャンスをものしてくれたら、アーセナルはもっと楽に、楽しく勝利を得ることができたのに。彼はある意味において僕の心を鷲掴みにしている。観ていてやきもきしてしまうのだ。彼がミスを犯すたびに、ほらいわんこっちゃない、と頭を抱えてしまう。救世主アドゥアルドの復帰が待ち遠しい。

***

リヨン vs バルセロナ

予想通り、リヨンが激しくきた。試合開始早々から猛攻を仕掛けてきたのである。焦るバルサ。のりのりのリヨン。で、ジュニーニョが景気づけの一発。ヴァルデス、リーガに続き茫然たる表情。って、リヨンにはこれがあるから恐いなあ、なんて思いながらのけぞる間にも熱戦は続く。バルサ、リヨン双方のゴールポストにボールが直撃し、またのけぞったりと忙しかった。で、その後も一進一退が続いた。

劣勢のバルセロナを救ったのはアンリだった。それも、苦手なはずのヘッドで決めてみせたのだ。意外だった。というか、サッカーとは意外な現実の集積体であるのだからこんなこともあるだろう、とすぐに思い直した。

***

インテル vs M.ユナイテッド

互いにチャンスがあったわりには均衡が破られることもなく、すべては2ndレグに持ち越された。大一番に弱いといわれるロナウドも突進をみせたのだが、ジュリオ・セザールが壁となった。

***

R.マドリー vs リバプール

正直、あまり試合に目をやっていなかったけれど、白熱した試合だったと思う。両者の力は拮抗し続けたが、ひとつのセットプレーが明暗を分けた。ベナユン、好きなタイプの選手なのだけれども、彼は得意の足元ではなくヘッドで決めてみせた。イスラエル出身でちょっと陰のある顔立ちのベナユン。彼の活躍によりリバプールは優位に立つことができた。

***

チェルシー vs ユベントス

久しぶりにドログバのズドンをみた。かつての如く速業であった。ユーベも健闘していたが、現状ではこの程度なのかもしれない。ネドベドの髪がなびくこともなかった。

***

ビジャレアル vs パナシュナイコス

終始、ビジャレアルが優位に試合を進め、決定的シーンを何度となく演出していたのだけれど、彼らは最後の一線を越えることができずにいた。で、そのうち逆にゴールを食らってしまい、窮地に立たされてしまう。しかし最後には辛うじてドローで終わることができたのだけれども、次節はどうなってしまうのだろう。

***

A.マドリー vs ポルト

前半の終了間際から観た。面白そうな試合展開だったので後半にも期待していたのだけれど、実際はそれほどでもなかった。でも、この2ndレグは気になる。

*****

試合数をこなすために、ひとつひとつの試合が疎かになる。これはスカパーでCLを観るようになってからの悪い傾向である。というか、体がスタジアムの臨場感に馴染んでしまっているってのもあるのかもしれない。
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