2009年11月23日

「ROCKS THE HOUSE」 響く歌、魂の祈り

ETTA JAMES 『ROCKS THE HOUSE』 (CHESS)

etta_j_rocks_the_house.jpg近所にカレー屋がある。とてもうまいオリジナル・カレーを出す店なのだけれど、その店はカレーだけではなく、音楽にもこだわりがあり、店内にいつもFunkyなR&B、あるいはJazzyなソウル・ミュージックを鳴らしていて、なので、週に一度くらいのペースでそこに通い、軽い夕食をとるようにしている。

ホットなカレーにソウルフルな音楽。魂を揺さぶる良心的な店だと思う。そんなある晩、店内に鳴り響いていたのがこの『ROCKS THE HOUS』だった。その頃は、清志郎のことがあり、ほかにもパティ・スミスやニック・ケイヴ、ジム・モリソンなどのヴォーカルに触れる機会もあって、なんというのだろう、体がソウルを求めていたというか、そんなときにエタ・ジェイムズの声に触れて、すっかり痺れてしまったのだ。で、会計のとき、バイトの女の子にアルバム名をメモしてもらい、それをポケットに入れて帰った。

本作におけるエタ・ジェイムズの声は、ライヴ感に溢れている。というか、これは実際のところライヴアルバムなのだけれど、ここで彼女は生録音であること以上に生々しい、生命力に溢れる声を響かせている。たぶん背景にゴスペルがあるのだろう、バックも彼女の情熱を煽るが如く熱の籠もった音を鳴らしており、とくにDavid T. Walkerのブルージーなギターの響きに痺れる。歌とはある種の祈りなのだと感じることのできる一枚。


posted by Ken-U at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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