2008年08月27日

「コロッサル・ユース」

ペドロ・コスタ監督 『コロッサル・ユース』 (シアター・イメージフォーラム)

原題:『Juventude em Marcha』

colossal_youth00.jpg率直にいうと、退屈な映画だった。流れに抑揚がなく、どこまでも平坦で尺も長い。だから作品に集中することが難しくて、実際、上映中に席を立つ人が目立った。

前作、『ヴァンダの部屋』はそれなりによかったと思う。けれど、あれは自宅で観たからそれなりだと感じたんだろうか。本作も、扱っているテーマは興味深いものだったし、だから好意的な心持ちで臨んだのだけれど、でもどうしてもだめだった。

画があまりにきちんとしている。統率され過ぎているように感じてしまう。俳優も、その背景にしても、まあ映画なのだから監督が管理するのはあたりまえのことなのだけれど、それにしても窮屈な画づくりではないかと思う。

この作品は観る者に忍耐を強いる。がしかし、それでも名のある人たちが高い評価を与えているわけだから、きっとなにかがあるのだろう。だから忍耐強く本作と向き合い、それから映画評を読んでふんふんするのもいいと思う。優等生向けの作品、ということなのかもしれない。
posted by Ken-U at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(その他の国) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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