バルセロナ vs R.マドリー

素晴らしかった。あれは、途中出場から五分たっていたのだろうか。決めるまでの一連の流れ、とくにクロスが出てその軌道の先にズラタンが突如あらわれ、で、間髪入れずにボレーって、それもカシージャスのあの転びっぷり、もうすべてが劇的で、私もカシージャスみたいに転がりそうになり、それをぐっと我慢しながらのけぞって、そして熱々の湯船に浸かるが如く、「うぉー」とか、「すげー」とか。
あと、ふたりのセンターバック、とくにプジョルの火の玉のような守備を久しぶりに見ることができて、燃えた。彼はまだまだ健在、やるときはやるのだ。とくにクラシコのような特別な舞台では。
濃いゲームだった。マドリーも、まあ破れたとはいえ、積極的な守備とカウンターで善戦したと思う。バルサはその積極性にあわあわする時間帯もあったけれど、しかもブスケツの退場でひとり少なくなったりもしたのだけれど、ズラタンの登場をきっかけに落ち着きをとり戻すと、いつものようにボールを回し、グルーヴ溢れるフットボールを奏でた。
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イングランド・プレミアリーグ 第14節
アーセナル vs チェルシー
完敗。やはり、先の開幕戦で感じたとおり、今季のチェルシーは安定していて、強い。攻撃的パスサッカーを棄て、イタリア的リアリティーに徹しているのがいいのだろう。一方のアーセナルは、ファン・ペルシを欠き、アルシャヴィンのメンタルがズタズタで、攻めはするのだけれど、最後のテリー、カルバーリョの砦を崩すには至らなかった。無念。
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ポーツマス vs M.ユナイテッド
途中から。ルーニーはさすが。これからどこまで調子をあげるのだろう。ただ、試合の記憶はすでにおぼろ。
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イングランド・プレミアリーグ 第13節
M.ユナイテッド vs エバートン
ユナイテッド、圧勝。
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UEFA CHAMPIONS LEAGUE グループリーグ 第5節
バルセロナ vs インテル
追い込まれたバルサが強豪インテル相手にどうなるかと思ったけれど、蓋を開けてみると、バルサの圧勝。ズラタン、メッシ抜きであるにもかかわらず、彼らはいつも通り、というか、いつも以上のグルーヴをみせ、あらゆる人の心を魅了した。
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アーセナル vs スタンダール
アーセナルが難なく勝利を得た。が、ギブスの怪我が痛い。
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ポルト vs チェルシー
未見。
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リーガ・エスパニョーラ 第11節
A.ビルバオ vs バルセロナ
調子の戻らないバルセロナに、ビルバオはきつい。プレーは悪くないのだけれど、ビルバオの荒いサッカーに、バルサのリズムが失われてゆく。
ケイタのゴールのときは、これでいけるかと思ったけれど、ビルバオの復讐にも凄みがあり、さすがバスクの意地、などと感心。