2010年01月30日

「musuburi x 10年1着」 贅沢であること

『musuburiの布と10年1着』 (森岡書店)

musuburi_10nen1chaku.jpgムスブリは個人で営まれているオリジナルの生地屋さんで、手で機を織ってサンプルをつくり、それをベースに量産して、卸したり、個人に切り売りしたり、ユニークな活動をなさっている。生地は、泥染め、草木染め、竹炭染めなど、こだわりの天然染色。

10年1着は、10年着つづけられる特別ではない特別な服、をコンセプトに、カスタム・オーダーを受けたり、既製服をウェブ販売したり、こちらも個人で商売をなさっている。ウェブでそのアーカイヴを眺めるとそれぞれに小さな物語が籠められていて、読んでいるうちにその世界に引き込まれてゆく。

このイヴェントは、ムスブリの生地をつかって10年1着で服を作る、というたいへん贅沢な企画で、店内に並べられた生地をみているだけで、大興奮。それから生地を選んで、どんな服を作りたいか相談を進めるのだけれども、こうした面白い試みが、いわゆる「業界」ではなく、その外部であるはずの「書店」で行われているところに複雑な想いを抱く。


posted by Ken-U at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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