
寒さをこらえながら会場をひと回りして、個人的にお会いしたかったwatarigarasu、気流舎のそれぞれと挨拶することができて、それだけでも収穫だった。watarigarasとの出会いは昨春の目黒川沿いで、桜を見にいった夜、彼の出店でワインを飲んで、その佇まいが印象的だったのでビラをもらい、その後も彼のウェブサイトをチェックしたりしながら、周囲に宣伝しながら、そしてこのふゆまつりに参加することが判明して驚き、不思議な縁を感じたのだ。気流舎は、ブログを初めて間もない頃に彼のブログを発見し、その頃はまだ店ができてなかったのだけれど、コメントをやりとりしたり、そして店ができて、でも店に入るきっかけがみつからず、そうしてふゆまつりで初対面できて、これも感慨深い。なんか、いろいろと繋がるものなのだなあ、と思う。
ほかにも、ソラノネ食堂のことを知ったり、米を買ったり、それになにより南山座の舞踏。踊りの中から映像の如きものが立ち上がり、なにか映画的というか、いや、どちらかというとやはり詩的というべきなのだろう、その技芸、踊りを堪能することができた。で、どさくさまぎれに参加した打ち上げでは、三上敏視さんのお話も聞けて、新聞の切り抜きも頂くことができて、以来、彼のブログをチェックしている。
つくづく、いろいろな動きがあるんだなあと思う。普段、それを知らないだけなのだ。気に留めないだけなのである。このふゆのまつり体験を、これからの豊かさに繋がるひとつのきっかけにできればと思う。