2010年03月28日

「心の折形、結びかた」 結びを体感する

『折形講座(3) 心の折形、結びかた』 (くくのち学舎)

折形デザイン研究所代表・山口信博さんを迎えた講座の第三回。テーマは「むすぶ」

「むすぶ」という行為には古来より深い意味づけがなされていて、例えば男女の結びつきによって新たな命が生まれると、それが男の子であればムス子、女の子であればムス女と呼び、その呼称に結びの痕跡を残す。という掴みが冒頭にあって、少し前に見たヤブユム像(過去記事)のことや、生地屋のmusuburiさん(過去記事)のことなどを思い浮かべた。

結び方には、「結び切り」、「鮑結び」、ともうひとつ「花結び?」があり、それぞれ水引を使って実践した。最初は、ついていけなかったらどうしよう、という不安も少しあったのだけれど、それなりに結ぶことができ、まずまずのデビューを飾ることができた。で、最後に、研究所で用意された「内ろっかく」を折り、それでオリジナルの菓子「三かく四かく」を包んで結び、質疑応答を経て、講座を終えた。

西欧に土産を持参すると、ありがとうと言って相手がびりびり包装紙を破り捨てるのだけれど、そのとき、なんとなく心が傷つく。そのひそかな傷心を我ながら不思議に思うのだけれど、別にこれといって真心籠めてラッピングしているわけではないのに、なぜか胸に哀しみのような不思議な感覚がじわりと沁み入るのだ。そのとき、私はその包みになにをみているのだろう?

結びは、思いのほか楽しかった。結ぶと不思議な達成感があり、また結ぶ間は雑念が消えるので、よい心のリフレッシュにもなる。また結びたいと思った。これからも、機会があればまた包んだり、結んだりしたい。
posted by Ken-U at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。