2010年04月05日

「つつむ・むすぶ・おくる」 縁の重なり、結び

『折形デザイン研究所の新包結図説・展』 報告+出版記念イヴェント

「つつむ・むすぶ・おくる」 山口信博 x 石倉敏明 (LIFE CREATION SPACE OVE)

折形デザイン研究所代表・山口信博さんと芸術人類学研究所助手・石倉敏明さんのトークショー。

origata.jpg冒頭、おふたりの関係について。石倉さんがまだ学生のころ、中沢ゼミの誰かの仲介で、折形デザイン研究所の方々と『カイエ・ソバージュ 愛と経済のロゴス』(過去記事)の勉強会を開いたことがあり、それ以来のつきあいなのだそうだ。地下鉄サリン事件以降、中沢さんは世間からバッシングを受けていて、業界からも干されていたから、当時、ゼミ生はまだ肩身が狭く、そんなときに外から声を掛けてもらえて嬉しかった。などというエピソードが披露された。

山口さんはもともとグラフィック・デザイナーで、どちらかというとスイスあたりのモダンデザインが好きだということなのだけれど、しかし折形との偶然の出会いにをきっかけに和の世界に辿り着いたのだという。聞きながら、縁の不思議さについていろいろ考えてしまった。

締めは、山口さんのおじ様の挨拶。イヴェントの盛況振り、客層の若さにいたく興奮されていて、最後、展覧会を是非とも都心で開きたい、協力がほしい、と訴えられた。昔、彼は神学を学び、その後は禅を経験したり、やはり西欧と日本文化を結びつけることにたいへん興味を持たれていて、お幾つくらいなのだろう、年齢を感じさせない情熱のほとばしりに心が揺れ、同時に頬が緩んだ。

イヴェント後は、軽くお菓子とお茶。で、研究所へ移動して展示を見学した。研究所は落ち着きのある素敵な空間で、店舗でもあるので、熨斗袋など、また買い物にきて、結んだり包んだりしたい。
posted by Ken-U at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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