
アーセナル vs バルセロナ
我が目を疑った。何故なら、アーセナルがまったくと言っていいほどボールが持てず、まるで弱小クラブの如くバルサのパスワークを傍観するばかりだったからで、その予想の裏切りっぷりに茫然、つい睡魔に負けそうになった。
あれは夢だったのだろうか。でも、夢だとしたらあれは悪夢に違いない。ゲーム内容だけではなく、アルシャヴィンにはじまり、ガラス、セスクの怪我など、アーセナルに悲劇的な災難が降りかかって、とくにセスクはカンプノウでプレーすることに特別な思い入れがあったはずで、怪我の前にイエローカードを受け、2ndレグへの望みが絶たれた時のあの姿がいまも忘れられない。そのうえ、セスク、ガラスのふたりは怪我のため今季は絶望だという。アーセナル、絶体絶命。
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バイエルン・ミュンヘン vs M.ユナイテッド
油断大敵。ルーニーのゴールでいきなり先制したユナイテッドが余裕綽々とゲームを進め、しかし最後にバイエルンの逆転を許した。ファーガソンも、この結果は予想外だったのではないか。実況でも触れていたけれど、先制後、ユナイテッドは手を抜き過ぎたと思う。チェルシー戦のこととか、いろいろ思惑はあったと思うけれど、フットボールに油断は禁物である。一方のバイエルン、久し振りにゲルマン魂をみた。
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CSKAモスクワ vs インテル
怪我のせいなのだろう、本田の調子が悪くみえた。FKを譲る場面もあったし、ここで利き足を痛めたのはいろいろな意味で痛い。ゲームはインテルの貫録勝ち。
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リヨン vs ボルドー
横目でみた。スコアにここまで差がつくとは思わなかった。リヨン、意地の勝利というところか。
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リーガ・エスパニョーラ 第30節
バルセロナ vs A.ビルバオ
主力を温存しながらも、ボウジャンの活躍などによりバルサが勝利を得た。ジェフレンもチャンスを活かせたし、アーセナル戦に向けて、チームのムードがよい具合に騰がっている。
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イングランド・プレミアリーグ 第31節
アーセナル vs ウエストハム
振り返ってみると、CL前にこれだけ激しいゲームをこなすと、やはり怪我をしやすくなるのではないかと思う。フェルマーレンの退場以降、2ndハーフをまるまる10人でプレーしたのだから。
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今週のバルサ対アーセナルは、是非ともライヴでみたい。