New Mastersoundsのリーダーであるエディ・ロバーツのソロプロジェクト、"ROUGHNECK"のライブ・アルバム。2005年10月のパリ、舞台はモンマルトルのジャズクラブ、"Le Triptyque"。ファースト・トラック、"Eazin' Down"の冒頭からいきなり琴線に触れる。この粋なピッキング、ブルージーなフレーズがたまらなくいい。反復されるゆるやかなファンクのリズムにのって鳴り続けるブルースに、この好き者め、とニヤリとさせられてしまう。その後も怒涛のファンクに突入するわけではなく、軽やかにスウィングしてみせたり、ラテンのリズムにウインクしたりしながら、奏でるサウンドをあくまでもブルースの世界にとどめ続けている。その真摯な姿勢に、ファンク野郎が抱えるブルースへの愛情、敬意を強く感じる。とても好感度の高いアルバムである。
先日のBAKER BROTHERS(過去記事)といい、ファンク・ジャズというか、ファンク・ロックみたいなところで鳴っているサウンドがとても面白い。これは決して新しいスタイル、アプローチというわけではないけれど、何故だかとても新鮮に響く。こいつらの音をもう少し追いかけてみたくなった。


