2015年02月16日

「デヴィッド・ボウイ・イズ」 エイリアンを愛す

davidbowieis.jpg

2015年1月28日(水)

『デヴィッド・ボウイ・イズ』
監督:ハミッシュ・ハミルトン 
原題:David Bowie Is
場所:新宿ピカデリー


ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で2013年3月23日-8月11日に開催された回顧展。そのドキュメンタリー。

10代のとき、初めて自費で購入したアルバムはボウイの代表作「ジギー・スターダスト」だった。ボウイは自らが「宇宙人」であることを初めてカミングアウトしたロックスター。彼は、その後も繰り返しそのペルソナを更新し、創作のスタイルを変化させながら、ロックの領域を、また音楽に限らず視覚表現の世界をも拡張し続けた。本作では、その過程を様々な映像を通して追うことができる。

当時、そうしたボウイの存在がぼくの心の拠り所だったことを思い出した。この世界に対する違和感。言葉にすることもできず、だた漂流するばかりの心。ボウイは、そうした魂の動きをすくいとり、ロックの中に籠めて、この世界と衝突させ、爆発させたのだ。ぼくは時系列に彼のアルバムを購入しながら、その火の粉のようにきらびやかな世界に心酔した。そして10代の時を生き延びた。

2年前、夏休みにロンドン旅行を企てたのだけどスケジュールが合わず断念。回顧展を観るという夢は果たせなかった。日本への巡回もないようなのでかわりに図録(限定の日本語版)を購入したのだけれど、こうして動く映像を観るとより体験に近づく。いろんな思い出が蘇って、胸が少しチリチリとした。
posted by Ken-U at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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