『T.REX EVENING CONCERT 1972』『WHEN T.REX RULED THE WORLD』
『T.REX AFTERNOON CONCERT 1972』
音や映像のクオリティと、演奏そのものにも期待はしてなったんだけど、予想した以上に出来が良かったんで驚いた。映像も劣化してないし、なにしろライブがうまい。T.REXってライブ・バンドだったんだな。
『WHEN T.REX RULED THE WORLD』というドキュメンタリーは、息子のローラン・ボランがトニー・ヴィスコンティをはじめとする当時の関係者のもとを訪れ、父親についてインタビューするという企画。だから話の内容は、おまえの父親は素晴らしい人物だったという内容ばかり。正直、こういうインタビューは面白くない。
マーク・ボランが体現していたエキセントリックなキャラクターには、シャーマン的な神秘性が感じられる。男と女、地球と宇宙、そしてあの世とこの世の境界を越えてしまう、超越的な存在感というか。その魔力がオーディエンスの熱狂を引き出していたんだろう。彼は人生の閉じ方も劇的なものだったから、その神秘性がさらに強調されてしまった。
マーク・ボランのパフォーマーとしての力量の確かさと、当時の熱狂ぶりを垣間見ることができる、なかなかいい企画だった。久々にアルバム聴いてみようかとも思ったけど、LPだけで、CDは持ってないかも。探してみるかな。


