2014年11月13日

ひさしぶりの更新

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この三年間、仕事に忙殺され、インプットもままならず、アウトプットの気力も湧かず。厳しい毎日だった。そして先月、退職を機に有給休暇をフル取得。およそ一カ月が経ち、ようやく気持ちが仕事から解放されつつある。その間、入籍と転居をすませた。

朝、妻を見送り、犬を散歩に連れ出して、読書など。こうして文字にすると優雅にみえるけれど、さて、これからどうなることやら。気持ちの整理も兼ねて、ブログを再開しようかと、テストを兼ねて更新。
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2012年01月02日

初詣

2012年1月2日(月) 晴れ

例年のように、近所の寺と神社をまわった。

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まず、隣町の神社。自宅からはここが最も近い神社となる。

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次に近くの寺社。本堂と、聖徳太子を祀る太子堂に参る。

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この町の鎮守様にご挨拶。ここで参拝のために列をなすのは初めてのこと。今回は、どこも参拝者が目立った。皆、神頼みか。

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最後にもう一軒、寺社へ。ひっそりしているこの場所にも参拝者がちらほら。

初詣を機に、久しぶりにブログを更新してみた。実に半年ぶりの更新だけれど、去年の下半期は猛烈に忙しくて疲弊してたからなあ。PCと向き合う時間はそれなりにあったけれど、文章をつくる心の余裕がまったくなかったという。自宅のPCでは、深夜、ニュースのチェックをしながら合間にTwitter、Facebookという有り様。

昨年、その後にみた映画は、

是枝裕和「奇跡」(シネマライズ渋谷)
エマニュエル・ローラン「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」(K'S CINEMA)
J.L.ゴダール「女と男のいる舗道」「女は女である」(K'S CINEMA)

ほかに、

「彼岸」荒木経惟(RAT HOLE GALLERY)
「ボディ・フェスティバル in '60s 展」草間彌生(ワタリウム美術館)

「空海と密教美術展」(東京国立博物館 平成館)
「Tokyo Photo」(東京ミッドタウンホール)
「ゼロ年代のベルリン」(東京都現代美術館)
「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」(東京オペラシティアートギャラリー)
「de Kooning retrospective」(MoMA)

こう羅列してみると、けっこうインプットしてるのだなあ。今年は仕事を少し落ち着かせて生活のバランスをとりたいと思っているので、以前のようにいかないにしてもブログの更新を心掛けたい。心のバランスも大切だと思う。
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2011年05月05日

帰国

昨朝、帰国。そのまま味スタに向かったので、帰宅したのは夕刻。

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5月2日(月) 晴れ

早朝、起床。洗顔等。あっさり荷造りを終えて出発。浜松町経由で羽田まで。

モノレールで着信。友人がすでに羽田にいるという。羽田に着いてやりとりしたが、時間がなく会えず。彼女はこの日から香港〜中国を旅するようだ。その後、いくつかtweetしたのち搭乗、離陸。

空港着。タクシーだとあっさりしてしまうなあと、A'REXなる高速鉄道に乗車。思いのほかスムースに市内まで。その後、ひと駅半ほどを徒歩にて移動。GPSの揺らぎのせいで方向を定めるまでに手間どったが、その後は安定。黙々と歩く。歩いていると、少し汗ばむくらいの陽気。

ホテル着。フロントで問題発生。ネットで予約したホテルは同グループではあるけれども別の館で、そこまで市内から車で30分ほどかかるという。わ、やっちゃった、愕然としている僕の前で、フロントの若い女性がその別館にTEL、ほどなく問題は解決。彼女の流暢な日本語によると、予約していた部屋はキャンセル(しかもキャンセル料は免除!)、そこかわりにこちらの宿泊料は少し割高になるというのだけれども、それは法外なものではなく、むしろ正当だとさえ思える手際のよさだったので即OK。カードキーを受けとり、ありがとうと言い残して部屋へ向かった。

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荷ほどき後、外出。地下鉄に乗って狎鴎亭(アックジョン)駅を降り、ポドシッタンでランチ。欲をかいて豚カルビ・スペシャルセットにする。日本語のわからん兄ちゃんに、ひとつで大丈夫?と確認したからオーダーしたつもりだったけれど(メニューには2人分からとあったので)、しかしモノがきてみたらしっかり2人前。でかいカルビが2枚、目の前でジュージュー。しかも、付け合せの小皿が無数、おまけに画像にはないけれどでかいチゲ鍋もついて、手強いなあと。しかし食べ残しても失礼にならない国でよかったなあなんて思いながら、カルビは完食。もたれながら、会計をすませた。

腹ごなしに、歩く。カロスキルに向かうが思いのほか遠く、諦め、一旦アックジョンドンに戻り、さらにその先にあるチョンダムドンへ。しかしそこも予想外に遠く、やっとの思いで着。周辺を散策した。洒落た店の並ぶ閑静な街並みだなあ、なんて思いながら。途中、脚が痛くなってこれまた洒落たオーガニック系のカフェで休息。ソウルはカフェが多くてうらやましいと思いつつ。

このエリアのラグジュアリー加減に驚きながら、そのまま島山公園付近を経由し、ふたたびアックジョンドンへ。立派な百貨店、有名ブランドの路面店(そのヤカタがいちいち立派なのだ)、ハイモードのブランドを集積したギャラリーのようなセレクトショップ、そしてその前に並んだ高級車、控える運転手...噂には聞いていたけれど、実際に目の当たりにするとまた衝撃もひとしお。撮影するのをすっかり忘れ、彷徨う。

地下鉄で移動し、ホテル着。途中、コンビニでなぜかベルギービールを買い、ベッドでうとうと。しかし気をとり直して夕食に向かった。昼のダメージを考慮し近場の粥にしたのだけれど、その粥が丼にガツンと入っていて心の中で苦笑。しかし完食。

部屋で缶ビール1本。その間、MTVのKorean Top 20をぼんやりと眺めながら、うとうと。その後、シャワー。いつのまにか就寝。

*****

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5月3日(火) 晴れ

予定より少し寝坊。で、仕度して徒歩にて移動。大漢門を横目にサムチョンドンまで。

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ここもまた洒落たエリアで、ギャラリー、カフェがひしめく落ち着きのある街であった(あとで分かったのだけれど、このエリアをもう少し東に行くと『うつせみ』で女性を癒した古い街並みがあるらしく、少し後悔)。で、知人に教えてもらったソソンジェ。ここは自然派の料理屋であるけれど、「韓牛」の文字に負けて少し高めのコースにする。またやっつけられちゃうかなあ、なんて思いながら。

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完食。満腹になったけれど過剰なものではない。その後、カフェでまったりしたかったけれど、時間の都合もあって徒歩にて移動。ホテルちかくのマッサージ屋へ。

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滞在したホテル近くは東京でいうと渋谷的な繁華街だと思う。そのガヤガヤした通りのとある雑居ビルの4階。知人の紹介がなければなかなか足を踏み入れられない怪しげな空間を抜け、店に入る。ここは足つぼマッサージが基本らしく、今回はそれに上半身マッサージをつけたコースをお願いする。しかし外観とは違って店内は清潔感があり、たしかCreaだとか日本の雑誌にも紹介されているらしく、日本人客が目だった。で、マッサージ師の女性に、「コッテマスネー」なんていわれて小一時間。生まれて初めてのマッサージは心地よく、しかし肩のコリはまだまだ。帰国後にさらなる措置を施さねば。

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その後、ホテルで小休止。で、地下鉄をつかってハンガンジン、Leeum美術館を訪ねる。しかし時刻はすでに17時。オーディオガイドを訊ねてももう17時だからお勧めしない、といわれ、たしかにその通りかもなあなんて諦め、駆け足で中世の青磁、白磁、金属器から韓国現代美術までをちゃらちゃらと。

閉館とともに退館。結局、国立中央博物館はいけなかったなあと思いながら、ハンガンジン駅近くにあるギャルソンのビル。その1Fのカフェにて休息。ソウルの街はいちいち洒落ているのだ。

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地下鉄で東大門へ移動。あたりはすでに暗くなっている。

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で、潜入した裏路地には料理屋がずらり。その中の一軒、元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリにてタッカンマリをいただく。ここはその分野ではかなりの名店らしいが、広い店内を見渡しても観光客は見当たらず。で、入り口で意を決してひとりでも大丈夫か尋ねると、店の者が入れはいれとジェスチャー。2人前24,000ウォンのところ、ひとりだから20,000ウォンにしてくれるとのこと。割高にはなるけれど、しかたないよね。激混みの店内でひとりで食べてる人なんて他にはいないし。で、マッコリをつけて完食。煮えるタイミング、食べ方など、日本語、英語、ジェスチャーを入れ混ぜながら教えてくれ、感謝。でも、帰り際は無愛想な人々。しかしそれも味わい深いものである。

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ホテルでシャワー。TVを眺めながら、明朝のことを考慮し早めに就寝。

*****

5月4日(水) 晴れ

早朝に起床、洗顔等。荷造り。ホテルをチェックアウトし、空港までの移動手段を相談。急ぐのであればタクシーがいいと言われ、料金の目安を訊くと30,000ウォンというのでまあいいかと1台お願いした。で、乗車。初老の小柄な運転手がオハヨウゴザイマス。挨拶して、出発。

車窓から近代都市を眺め直す。なんかソウルってやっぱり東京よりマッチョ感あるよなあってなんとなく考えていたら、運転手がクレジットカードを催促。気が早いなあなんて思いながらも手渡すと、メーターが30,000ウォンになったところでそのカードを器械に通し、ディシュカウント、と二回唱えてカードを戻す。ん?しばらくして、ああディスカウントのことかと気づいた。

空港着。キャリーケースを受け取り、ありがとう。加えて、「ディスカウントありがとう」と言うと、彼、うししししししと笑う。

搭乗。東京よりも新しくて古い街。より豊かで、貧しい街。その格差、コントラストもまたこの街の魅力なのだろう、と思いながら美女ぞろいの大韓航空機内をぼんやりと眺めた。いま、わたしは魂の街ソウルを愛している。
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2011年03月14日

地震

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3月11日(金) 14:46 東北地方太平洋沖地震

そのとき、社内のミーティングルームにて取引先と商談中。いつものように営業さん相手にワアワアまくし立てていたのだけれど、彼ら、急に視線を虚空に泳がせ、ん?、揺れてますよ、え?なに?ホントだ...ふと我にかえると床ぐらぐらしていて、しばらく無言。それからわけもなく、大丈夫、大丈夫!と、誰を庇うでもなく、なのに何かを取り繕おうとしている俺。しかし残念なことに、どう考えても大丈夫じゃなくて、やがて床、ぐいんぐいん揺れ、営業さんが机の下にって言うんでとりあえず潜り、でもさらなるぐいんぐいん、しまいにどこからともなくミシッミシッと安っぽい音が聞こえてきて、いよいよ恐ろしくなり、祈るような気持ちになってもおさまる気配がないので部屋から外を覗いた。すると、数名が廊下に立ち尽くしてひとりを見守っている。そのひとり、非常階段の扉を開け、周囲とアイコンタクト。で、いざ我らもとよろよろ非常階段に飛び込み、駆け下りながら地上を目指した。背中に緊急アナウンス、おせーよとぶつぶつ唱えながら、剥がれ落ちたモルタルを踏み踏みどうにか地上へ戻ったのだった。で、振り返ると営業さんふたりも無事、よかったですねえ、なんて笑顔も戻り、しかし業務は継続困難ということになりその場で解散となった。

その後、部屋に落とした財布とPCを拾いに戻り、さらに駆けのぼって荷物を取って、また階段で地上に降りあとに、近所で同僚とコーヒー。一服して別れ、徒歩にて帰宅したのだった。

恐ろしい体験だった。が、もっと恐ろしかったのは帰宅してTVを点けたあとで、地震、津波、放射能、そのすべてが悪夢のようにみえた。以降、PCとTVで情報をあさりまくり、こんな日々は10年ぶりだなあ、なんて思いながら眠くでどうにもならなくまるまで情報の前から離れられなかった。

ただ、10年前はこのまま鬱々となり、引き籠りかけたのだけれど、今回は違う。在宅勤務は今日かぎりらしいし、明日からまたあのぼろビルで、右往左往しながら日常にまみれなければならないのだ。生き残った者が生き続けなければ、世界に未来はない。死んだ人たちと、まだ生きている者とでは背負うものが違うのだ。生きることを選び、それを手にした者にはすべきことがある。困難を乗り越えた先にこそ、悦びがあるのだ。
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2011年01月15日

ハケン #5

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2010年12月某日 雨

強引に業務を終え、新宿。Hさんの送別会へ向かった。幹事のSさんが声をかけてくれたのだ。参加者は僕を加えて4名と少し寂しかったけれど、まあ会はいつものように盛り上がった。
会社を辞めて以降、Hさんとは二度いっしょに呑んだ。同じ沿線に暮らしているというのもあるけれど、たぶん、彼女は僕に少し恩を感じていて、それで関係を保っているのだと思う。数年前、販売拠点を一箇所失うことになったときに、スタッフの首切りの必要に迫られた僕は、無くなる店舗で働いていたHさんではなく、別の店舗のOさんにクビを命じたのだ。Oさんには不合理な話だと思うけれど、最後はスキルで決断した。で、結果、一販売拠点を失いはしたけれど、Hさんの奮闘もあり、トータルでは売り上げを伸ばすことができたのだ。当時、Hさんは活き活きと働いていた。しかしそんなHさんもいろいろ考えるところがあり、退職を決意。良いポジションを用意してもらったとかで、前の職場に戻ることにしたのだという。

残る女たちは、職場に対する不満を僕にぶちまけた。でも、救いはそこに笑いがあることで、ただ、ひとり、またひとりとスタッフが辞めていく現実には複雑な想い。で、当たり前のように会計書が回ってきて、笑顔で「ごちそうさまー」なんていわれて、しょうがないなあ、なんていいながらへらへらしていたのだった。

*****

2010年9月某日 残暑

Sさんの送別会。新宿にて。

Sさんは、前職のときに最初に採用した販売スタッフのひとりで、勤続三年。しかし派遣社員であるがゆえにこのまま勤務するという選択肢はなく、社員として会社がひき取るか、あるいは法の網目をかいくぐってそのまま継続してもらうか、いろいろ考えなければならなかったのだけれども、社員化するためには派遣会社にまとまったカネを払わねばならず、となると裏技、いや裏はまずい、とループしている間に、退職、という答えを彼女自身が出したという。理由は、結婚・懐妊である。彼女のような立場の従業員が導き出せる数少ない前向きな答えを、彼女は絶妙のタイミングで導き出すことに成功した。

めでたきコトブキ退社。皆でわいわいやりながら、Sさんに記念品を渡し、会費の徴収という場面で僕が手を上げ、わー、ごちそーさまでーす、なんていわれて、へらへらカードをきったのだった。
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2011年01月03日

初詣 2011

今年の初詣は、昨日から今日にかけて。

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今日はまず近くの寺から。

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そして聖徳太子を祀る御堂を参る。

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続いて町の鎮守様。昨年はお世話になった。

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最後はまた寺。ひっそりとしていて趣がある。

*****

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昨日、隣町の神社へ。手を合わせ、無心。

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その後、徒歩にて目黒川に出て、川沿いを歩く。そして中目黒から六本木まで営団、表参道までちいバス、新宿三丁目までまた営団で、その後、渋谷に立ち寄り、帰宅。喧騒に紛れ、カーディガンと下着を購入したのだった。

*****

昨年は変化の年だった。明ける前から予想はしていたけれど、それ以上にいろいろなことが激変したような気がする。二月に叔父、妹と立て続けに亡くなり、四月に転職。その前には島へ旅に出て、貴重な経験をした。そして生まれて初めて幽霊をみた。帰京後、お祓いをうけた。五月に父親が亡くなったという知らせを受けた。その後、仕事に忙殺された。映画もろくにみなかった。FC東京がJ2に転落した。そして暮れ、iPhone4を購入。部屋をWifi環境にし、二十年ぶりにTV、掃除機を買い替え、さらなる変化に備えた。

TVの位置を変えたため、今、部屋中にCDが散乱している。これをどう処分、整理するかが今年の課題である。もっと生活環境を整えたい。あと、さらなる成果を求められている業務。ハードルは高くなる一方だが、これもどうにか切り抜けたい。去年に引き続き、今年も走らなければ。
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2010年09月04日

散歩

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8月某日(土) 晴れ

散歩に誘われ、のこのこ出かけ、電車を乗り継ぐ。

二匹の犬がかわいかった。ともにゴールデン・レトリバーの牝。年上のMは13歳、Kは3歳くらいだったか、賢くて、すぐに馴染み、リードを手に皆で河原へ。

河べりでは、走ったり、ボールやゴム製の円盤の如きものを投げ、追いかけたり。歳のせいか、Mは大人しいが、まだ若いKはしばしば狂う。河に入りたがったり、執拗にMにじゃれついたり。

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Mに挑むK。

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あっけなくやられる。

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しかし懲りずにまた挑みかかり...

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やはりあえなく屈服させられてしまうのであった。

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あまり動かないMはフレームに収まりやすい。

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どこかをみつめる二人。

帰宅後、また外に出て焼肉。食後、また戻り、犬と戯れ、酒。で、ふと気づくと皆が寝てしまい、おいてかれて、そのままゴロリ。就寝。

*****

8月某日(日) 晴れ

朝の散歩はあきらめ、ベッドに移り、横に。ほどなくして皆が帰ってくる。Kがベッドに飛び乗ってきて、上にのしかかられ、舐められ、なだめて、そしてしばらく添い寝。

留守番の留守番。軟禁が昼過ぎまで。途中、素麺をゆでていただく。その後、ふたりは昼寝。たまにKがじゃれてきて、Mも加わろうとするが、しかしKが妨害。M、唸りながらKを仕留める。寝て、じゃれて、もう一人がじゃれかかったところで取っ組み合い。その反復のうちに待ち人が帰る。

散歩。とうとうKが河に飛び込む。大丈夫か。河べりで呼んでいると、背後から飛び出てきて皆を驚かせ、得意のK。汚れた水飛沫を撒き散らして。

戻り、仕度をして別れ。ふたりで移動。で、うちの近所の店の前で別れ。帰り、八百屋で買い物をして冷製パスタを食す。これまで、冷製のパスタなど邪道であると避けてきたのだけれど、今年、とうとう自作の冷製をいただくようになった。俺を邪の道に引きずりこんだのはこの猛暑である。今夏、自炊は冷製パスタばかりだった。
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2010年08月29日

初盆

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8月14日(土) 晴れ

朝、すみやかに仕度。近くで麻婆豆腐定食。食後、空港へと向かう。モノレール内でいくつかメールをやりとり。空港ではまず土産。フライトからバスへとスムースに移動を続ける。

夕刻、着。坊さんはすでにいないが、線香を焚く。それからほどなくして食事。酒。睡魔に身をまかせる。風呂。また酒。その間、TVを垂れ流しながらいろいろなことを話す。この家の虫、不快。

*****
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8月15日(日) 晴れ

暑くて目が覚め、その後、しばらく布団の中でいらつく。起床。洗顔など。昼食。それからしばらくぼんやりとして、妹の乗る舟の仕込みに取り掛かる。小さな、出来合いの舟の底に、少しの荷物と、果物と、花などを添え、かたちを整えてゆく。

しばらくして人が集まり、出発。河原まで。まだ日差しが強い。受け付けなどは従兄弟に任せ、河べりでぼんやりと過ごす。水の流れを眺める。

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日没前、精霊流しの始まり。桟橋から次々に舟が流されてゆく。

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叔父と妹の番がくる。舟が桟橋へと運ばれてゆく。

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まず叔父の舟、続いて妹の舟が河に入る。妹、荷物が多かったので沈みはしないかと少し心配だったのだけれど、なんとか浮かび、叔父のあとを流れてゆく。見守る母も、それに合わせてゆっくり歩きながら、ゆく舟に妹をみているのだろう、最後、立ち尽くして、かみしめるように。

早々に退散。ほかを置き去りにして伯父の車に乗り、母と帰宅。しばらくして従姉が旦那と顔をみせる。線香の香りの中、少しの会話。そして別れ。

垂れ流されるTVとともに、軽い食事。風呂。酒。そして扇風機を手に布団のある部屋に向かう。消灯。

*****

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8月16日(月) 晴れ

目覚め。昨日よりはましか。しかし暑い。起床。洗顔など。バッグからPCをとりだして業務。ネットにさえ繋がれば、業務はどこまでもついてくる。メールのチェックと売り上げの整理。昼食後はなにもしない。

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散歩。暑さのため、いつもより短いコースにとどめた。まず神社を抜け、アーケード跡地を歩き、戻る。屋根のない旧アーケード街は舗装し直され、空も広く、まあこれもありかなあなんて思ったり。眺めていると、いわゆるシャッター街に新しい店がちらほら。景気、そろそろ底を打ったのかもしれない。

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夕。食事。畳の上で、焼酎を呑みながら、TVが垂れ流される中、PCにて少し業務。その画に違和感。そして入浴。さらに酒。扇風機とともに就寝。

*****

8月17日(火) 晴れときどき豪雨

起床。やはり暑い。洗顔など。荷造り。昼食。食後、PCにて業務。声をかけ、出発。

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土産を買いこみ、乗車。睡眠不足か、バスの中でうたた寝。ふと気づくと豪雨。雲が黒い。

空港にて、スタバでジュースを飲みながらさらに業務。搭乗。仮眠。モノレールにて移動。帰宅。

飛行機内でうたた寝して首を痛め、いまだ治らず。
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2010年08月01日

エージェント

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7月某日(金)

夜。逃げるように職場を出て、駅へ。彼女が待つ店に向かった。

新宿の街はまだ蒸し暑く、ぎらぎらとしていて、それでも地上を歩き、そして伊勢丹前、そこからさらに通りをふたつほど渡って、いわゆる二丁目エリアの手前から彼女にTEL。迎えにきてもらい、やっとのことでお薦めのタイ料理屋にたどり着いた。

なんやかんやで、会うのは一年ぶり。そういうと彼女は驚き、時の経つのは早い、歳はとりたくない、もう私は若くない、などとまくしたてた。たしかに、時は驚くほど早く流れる。でも、彼女がいうほどそれは悪くないことだと思うのだけれど。しかし我々はそれを受け入れるべきだよ、と笑いながら僕はいったのだけれども、僕の言葉は彼女の耳に届いていただろうか。

疲れてみえる。ずいぶん痩せたんじゃないか。とにかく、私はいいからたくさん食べなさい。話しながら、というか僕の英語がボロボロで、それで、日英混交のその場限りの言語で意思の疎通を図り、僕ばかりが食べ、毎度毎度ふたりで乾杯して、呑んで呑んで、そして気づくと夜半すぎ。

この春、彼女の紹介で転職した。そして試用期間が過ぎ、職場に適応できていることを報告して、でも大変そうだから一、二年したら次に移ったほうがいい、といわれ、そこで友情と利害の混濁。酔いがまわり、それでもビールを呑み続けて、その泡を眺めながら、この閉塞した社会で暮らすことの大変さを語り合って、将来は彼氏とバルカンに戻るかも、とこぼす彼女を眺めつつ、しかしここにも抜け穴的な時空があるんだよ、こんど紹介しよう、と心の中で呟き、別れ、喧騒を離れて、ひとり大通りで立ち尽くした。
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2010年05月29日

ハケン #4

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4月某日

販売スタッフ主催の送別会が開かれた。ゲストは、僕と、僕のひと月ほど前に辞めたMさん。彼女は、その数ヶ月前に店でやらかして、店のマネージャーと僕にひどく叱られ、で、それ以降の風向きの悪さに嫌気がさして、その後、そそくさと転職を決めてしまったのだ。とくに僕に相談もなく、拍子抜けするくらいに、あっさりと。

会はそれになに盛り上がった。というか、普通の飲み会のような雰囲気。でも、Hさんと、Sさんは、僕を責め続けた。これ、どういうことですか。信じられないんですけど(苦笑)。とくにSさんは、まだ未熟な我が子を棄てるようなことをあなたはしているんです、と訴える。たしかに、Sさんの言うとおり、僕は彼女たちを見棄てようとしている。そこになにも異論はない。

高度な世界は、人間を冷酷にする。だから僕も、実の妹を見殺しにしたり、ハケンを見棄てたりしながらこの世界を生き延びようとしているのだ。皆となにも変わらない。極々普通の、平凡な、どこにでもあるありふれた人生である。

それからどのくらい時間が経っただろう、遅刻してきたMさん。でも結局、挨拶だけですぐに立ち去ってしまった。その残像を眼で追いながら、彼女と真面目に向き合ってきたこの二年半を、Mさんはいったいどう考えているのだろう。と、考えたりもするしたのだけれど、でもふと振り返ると、この場にいる彼女たちもそうした思いを僕に対して抱えているわけで、だから結局のところ、裏切り、裏切られて、呑んで呑んで、わいわいやるしかないのだろう。で、小便を垂れ流しながらすべてを忘れ去るのだ。

最後、これといった挨拶もなく、一次会のみで解散。これで四年間にわたる僕の仕事のすべてが終わった。

*****

5月某日

Hさんと二人で呑む。この町の、いい感じの居酒屋で。以前、彼女にCDを貸す約束をしていたり、呑む約束もあったので、この機会にいったん約束を果たし、区切りをつけておこうと思ったのだ。終始、彼女は上機嫌で、まあいろいろありますからねえ、なんていって、いま同棲しているの彼氏のこととか、Sさんの嫌なところだとか、他愛もない会話を楽しみ、ノリのよい店のオーナーまで巻き込んで、で、よろよろしながらもう一軒。次はワインを呑み、なにを話したかは忘れてしまったけれど、でもとにかく楽しい夜であった。

丑三つ時。タクシーに乗り込むHさんを見送り、徒歩にて帰宅。次の会はあるのだろうか。果たして、それはいつ頃になるのだろう。
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2010年04月18日

旅のいろいろ 島へ 〜 後編 〜

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4月14日(水) 曇り

朝、染め工房の息子さんが軽トラでホテルまで、で、紬の締め、織りの工房を案内していただく。織り工房のある紬協会では検品の様子もみることができ、生産量が激減した今、その様子をみることができたのはとても運のいいことだと言われ、なるほど。織りは、見るだけではなく、実体験もできた。機、この身体には小さい。

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その後、軽トラで移動して野蛮な見世物をみる。結果は、ハブの判定負け。ハブは怖い。口上によると、この群島には約20万匹のハブが生息しているという。見世物のあとは、地下にあるハブ小屋を覗く。ハブ、恐ろしと思うと同時に、人には様々な生業があることをしみじみと感じる。

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気分を切り替え、山へ。原生林をみにいく。道、険し。石、枝などがゴロゴロ転がっていて、軽トラがガッタンガッタン振動する。しかしアマゾンの如き景色、楽し。

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原生林の中。群生するヒカゲヘゴ、高し。10メートルを軽く越えるのだろう。茫然と見上げる。ほかにも、見知らぬ亜熱帯植物が、光を求め、葉を、枝を伸ばしている。

下山。昼食は半端なラーメン屋で。食後、マングローブに向かう。が、引き潮のため息子が強く勧めるカヌー体験はできず。なぜか彼、残念そう。次回があるから。また来るからさ、と呟く。

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気を取り直し、車でマングローブのそばに近づく。下車。下りてマングローブと対面。つくづく、アマゾンの如し。

乗車。そろそろ引き返したいところなのだけれども、息子が、じゃあ海みに行きましょう、と有無を言わさぬ勢いで南下。港に出る手前、また上にのぼって展望台。ふたりで大きな双眼鏡をのぞく。僕より、彼のほうが楽しげにみえる。

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もう時間があまりないですよというが、強引に海へ。丸い石がごろごろしているという浜に出る。道中、このまえ読んだ『悪人』を思い出す。下車、徒歩にて浜へ。僕より一歳下の彼はひとり煙草。黙って海を眺めている。彼は、高校を出て内地で土建屋に就職して、震災を経験、復興工事に従事したりして、その末、この島に戻って家業を継ごうとしている。

乗車、急いで戻る。走りながら、予定以上のことができてよかったね、と言われたけれど、その予定とは彼がつくった僕の予定で、実のところ、僕自身の予定とはずれがあるのだ。この日の旅は、僕の旅なのか、彼の旅なのか。ふたつの旅が混在する。

道中、泥染め工房に立ち寄り、出来上がったシャツと再会。感激。お母さん、お父さんと挨拶。お母さんは、コーヒーを飲んでいきなさいと言うが、息子が、時間ないからすぐ出るよ、とさえぎるので、彼女はだったらジュースでも買いなさいと小銭を出そうとする。ジュース、買える歳です、大丈夫ですと気持ちだけ受け取り、振り返ってお父さんに一礼すると、彼ぶすっとして、タンカン食べたか、と訊くので、東京でゆっくりいただきます、と応えた。最後、微笑みの交換。ぐっときて、また来ますと伝え、振り切るように軽トラに飛び乗る。

途中、地元の木工所に立ち寄り、ホテルにて荷物を受け取り、息子の自宅で軽トラから普通車に乗り換え、奥さん、娘さんも同乗して次の宿へ。

現地着。荷物を受け取り、歩くと皆がついてくる。宿。挨拶。宿の奥様が部屋の案内をしますというので、振り返り、ぶすっとした息子とその妻子に挨拶。皆、ぞろぞろ引き返してゆく。

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部屋。荷解き。濃密な旅から解放され、しかしその余韻に浸りながら一息つく。今、旅は我が手中に。バルコニーから浜を眺め、ぶらぶらしてから浜に出て、またぶらぶらして、戻り、うだうだしていると、夕食の時間。ここの夕食は、みな集まって下のダイニングで奥様のしゃれた手料理をいただくスタイルなのだ。宿も、現代的に再構成された古民家の如き風情で心地がよい。

食後、入浴。そして暗闇の中、就寝。

*****

4月15日(木) 雨

起床。仕度をして朝食。未明、いろいろあり寝不足で朦朧。食後、部屋に籠もり、うだうだする。この日は、夕刻までいていいよといわれており、そのお言葉に甘えることにしていたのだ。で、雨なので、本当に読書以外はなにもせず。出かけず、ずっと、宿内でうだうだした。途中、宿に併設されるショップでTシャツを購入。その後、しばらくして遅い昼食をとる。

そしていよいよ出発のとき。宿賃、食費、と、この宿オリジナルの焼酎代(ぐい呑みつき)をあわせて払い、雨だからとご主人に車で送っていただいて、空港へと向かう。感謝。

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空港にてフライトを待つ。染料の沁みた爪を眺める。外は本降り。搭乗。睡眠。モノレール、メール、電車、徒歩、自宅。電話。入浴。で、遅くに就寝。

*****

今回、泥まみれの旅は大成功に終わった。いろいろな人の厚意により濃密な旅を送ることができ、感謝、感謝。島は、自然よし、食よし、人情よしで文句のつけようがなく、様々な想いが我が胸に刻印された。これからしばらくは、土産の焼酎、タンカンを呑み、食べ、この旅の余韻を味わうことにしよう。そして次回は、もっと天気のよい時期に滞在したい。
posted by Ken-U at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のひとコマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

旅のいろいろ 島へ 〜 前編 〜

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4月12日(月) 曇り一時雨

早朝、起床。荷物をまとめ、出発。電車、モノレール、飛行機と乗り継ぎ、現地着。薄曇りだけれど、空気が生暖かい。バスにて市街。即、チェックイン。

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昼食をとるため、すぐに外出。現地で人気だと聞く鶏飯をいただく。スープが旨し。で、ホテルに戻り、お薦めされたタラソへ。無料送迎バスの中はお年寄りがほとんどだったので、どうなのかあと思ったけれど、温海水プールを満喫。屋外のジャグジーで海原を眺めた。サウナにも入る。

着替え。浜で散歩でもと思った途端、スコールの如き激しい雨。なので、おとなしく送迎バスに乗り、市街へ。道中、見知らぬ婦人から飴玉をもらう。飴、甘し。

夜、教えてもらった飲み屋へ。店には話がすでに通っており、名乗ると、対応が常連相手の如し。で、食べて、呑んだ。なにもかもがおいしかった。そのうち、現地女性二人連れが合流。薦められるまま呑んで呑んで、もうべろべろ。満喫して、何枚も記念写真を撮ってもらい、ホテルへ。シャワー後、爆酔。

*****

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4月13日(火) 曇り時々雨

朝、ホテルまで工房から車。オーナー夫妻じきじきにお迎えいただく。恐縮、挨拶、移動、工房着。息子さんと挨拶。着替え。いただいたお茶を飲みつつ、会話。旅の背景について、自分の仕事について、これからについて。

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泥田。この泥の中には鉄分が豊富に含まれていて、その成分が繊維を灰色に染めるのである。

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まず、水を馴染ませた自前のシャツを、泥に浸け、すすぎ、浸け、すすぎ、浸け、すすいで脱水し、またそれを繰り返して脱水、また繰り返して脱水する。これが第一段階。

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続いて、盥の水に石灰を溶き、そこに服を浸け、泳がせ、揉む。水を捨て、染料を入れて服を揉む、捨て、染料を入れ、揉む、また捨て、染料で揉む。これがひとセットだといわれ、黙々とこなす。

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昼食。息子は外出中だったので、ご主人、奥様と工房内の事務机を囲み、買ってきた弁当を食べる。お茶、果物をいただく。果物、うまそうに食べていたのだろう、食べ終わらないうちにまた新しいやつを切ってくれる。団欒。

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染色する工房から泥田へ抜ける通り。午後は泥から。泥をひとセット、染料をひとセット、そこで休憩を挟んで泥をひとセット、染料、また泥をひとセット、とどめに泥まみれにして、すすぎ、洗い清め、脱水して作業完了。すでに夕刻で、もうへとへと。しかし、本物の紬はもっと重ねて染めなければならないのだ。

着替え、お茶をいただき一服、それに土産のタンカンをたくさんいただき、息子さんの軽トラで近所にある夜光貝の工房を見学して、ホテルへ。一服後、また息子さんの軽トラで食事処へ。ふたりで食べ、呑み、語った。

ホテル。念願の泥まみれが叶い、情に厚いひとたちと出会えて、満足。そして快眠。
posted by Ken-U at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のひとコマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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