2008年06月21日

EURO 2008 途中経過

portugal08061900.jpg

早いもので、スイス、オーストリアで開催中のユーロもグループリーグと準々決勝の2試合を終えた。いろいろあって、ぼくは全試合の結果を事前に予想しているのだけれども、その結果は悲惨なもので、グループリーグでいえば、第1節は8試合中5試合の結果を的中させたものの、第2節はわずか1試合、最終節は3試合と、全24試合中、当たりは9試合、その的中率37.5%とぼろぼろである。で、決勝トーナメントに入り、あらためてそれぞれの試合結果を予想しているわけだが、ここまで2試合中2試合の予想をはずしている。というかそもそも、サッカーは不確実性のスポーツであるのだから予想など意味はないのだ。でも予想するのが楽しいから予想がやめられないのである。

雑感:

オランダ

オランダがえらく強い。もともとぼくはオランダがあまり好きではないのであれなのだけれど、前回W杯でみられたファン・バステンのチーム「純化」でさらに嫌いになったこともあって、オランダにはそろそろ負けてほしいと思っている。ロシアには勝つのだろうが、その次はきっと負けるだろう。というかオランダの優勝はない。ロシア戦にしても、仮に先制点を許した場合、彼らは苦戦を強いられるだろうし、策士ヒディングはそれを虎視眈々と狙っているはずである。

トルコ

これも強い。それも、いかにもトルコらしくわけのわからん強さである。もうやけくそというか。といっても、ディフェンスがしっかりしている点は見逃してはならない。ここまできたらドイツにも勝ってほしいが、それはまず無理だろう。

ポルトガル

あの脇の甘さがポルトガルということなのだろう。いいチームだったがドイツ相手にセットプレーで2失点は痛い。彼らは勝つべきであった。ぼくのためにも。

その他

フランスはまたもや俺を裏切った。もういい。期待していたクロアチア、好きなチェコも残念だった。イタリアはあいかわらずしぶといが、CBが弱いので優勝はないだろう。あとはスペインに期待したいところだけれども、そうはいってもスペインだからなあ、と思う。ってことはドイツか...

*****

ここのところ毎晩はやく帰宅して仮眠をとり、ライヴで観戦してまた仮眠、そして出勤、という阿呆な生活パターンを繰り返している。で、今日は三度寝で寝すぎて13時過ぎに起床、その後はぼおっとしている。週明けに向けて生活のリズムを整えなければ。明日は午前中に起きるようにしたい。


posted by Ken-U at 19:17| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

UEFA EURO 2008

lisboa062001.jpg

昨夜、欧州選手権が開幕した。ということは、あの会社を辞め、リスボン、アリカンテ、ヴァレンシア、バルセロナとまわったあの旅から四年の月日が流れたのだ。もう四年か、と思う。そしてまた、この四年間いろいろなことがあったなあ、とも思う。実は、またもやスイス、オーストリアの旅のことを考えたりもしたのだけれど、今回は思いとどまり、会社に通いながらTV観戦することにした。

初日、スイスが負け、ポルトガルが勝利を得た。いろいろあって、本大会の細かい予想をしているぼくとしては、スイスには引き分けてもらわなければならなかったのだけれど、そう都合よく事が運ばないのがサッカーである。これから一ヶ月の間、TVの前でのけぞったりうめいたりこぶしを振り回したり、いろいろと阿呆なことをしながらこの祭りを見守っていきたい。

画像は、前大会、ポルトガルがスペインに勝利した夜のリスボン旧市街。街は、まるで優勝したかのようなお祭り騒ぎだった。懐かしい光景である。
posted by Ken-U at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

CL FINAL 天国と地獄

m_united08052200.jpg

UEFA CHAMPIONS LEAGUE FINAL

M.ユナイテッド vs チェルシー

5月22日(木)、朝6時すぎに目を覚まし、TVを点けるとまだ試合中で、ああこれは延長戦に入ったのだなあ、と思いながらまたうとうとして、それからTVを点けてすぐに消してはうとうと、みたいなことを繰り返すうちに7時くらいになっただろうか、やっと中継が終わり、どうやらこれはPK戦までもつれ込んだみたいだなあ、と心の準備をしつつ録画再生を始める。スタジアムはすでによい感じで盛り上がっており、すぐにTVの向こう側の世界にひきこまれた。

そうして朝、出勤前に前半のみを観戦、帰宅後に後半以降を観る。途中、昼食中に近くの男が「C.ロナウドがまたさあ...」などと不用意なことを言うので慌てて片耳を押さえながらげほげほと不自然に咳払いを繰り返したりと難儀をする。少し暴力的な心持ちになった。

んで、そうこうしているうちにPK戦までたどり着き、やっぱりロナウドが外してテリーがキックの準備に入ったとき、ぼくは覚悟をした。ユナイテッドはここで負けるのだと。先制のゴールを決め、英雄になるはずであったロナウドは、あのPKを外したことによって英雄の座から転落しつつあり、このままあっというまに奈落の底まで突き落とされてしまうのだろう。彼はもう泣きそうな顔をしている。というか、顔を腕で覆っているのでよくわからないけれども、もう泣いているのかもしれない。なんてことを考えているうちにテリーがキックの体勢に入り、それから軸足を少し滑らせてしまうと、あろうことか蹴り出されたボールはゴールの枠をかすめてどこか遠くへ消え去ってしまう。鉄人テリー、痛恨のミスキックである。

chelsea08052100.jpg

意外にも、地獄に落ちたのはテリーだった。最終的に外してしまったのはアネルカであったけれど、しかしこの試合の命運をわけたのはテリーのあのシュートである。あそこで決めてさえいれば、勝利はチェルシーのものだったのだから。これはこの試合に限ったことではないのだけれど、PK戦はやっぱり残酷なルールであるよなあと思う。しかもよりによって、シーズンを通してチームのために身を粉にして働いてきた男が外すのである。PK戦は、得てしてこのような残酷な結末をもたらす。決して後味のよいものではないのだけれど、これもまたサッカーの一部なのだ。

結果、ユナイテッドが二冠を得た。一方のチェルシーは、グラント監督の首を切り落としたという。次は来月のユーロ、つまり欧州選手権を控える。体調を整え、万全を期して臨みたい。
posted by Ken-U at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

欧州リーグ 天国と地獄

m_united08051200.jpg

イングランド・プレミアシップ 第38節

ウィガン vs M.ユナイテッド

優勝の重圧とはこれほどまでに選手を萎縮させるものなのか。と、つくづく思い知らされる試合だった。しかしその重苦しい閉塞状況を切り裂いたのは、若きルーニーであり、ロナウドであり、そしてとどめはベテランの味、ギグスであった。あのとき、あのポジションにいたギグスはすごいと思うのだけれど、しかも、いとも簡単にゴールを決めてみせたのでさらにすごいと思う。あれでチームはずいぶん楽になった。しかし楽になったはずなのだけれど、それでも選手たちは最後の最後までもがき苦しまなければならなかった。優勝の重圧とは想像を絶するものなのだなあ、と感じ入った。彼らは、天国と地獄、紙一重のところに身を置いていたのだ。

試合終了の瞬間、スタジアムは爆発した。ユナイテッドのファンは歌い踊り、ウィガンのファンたちも拍手を送る。選手たちはあの重圧から解き放たれ、歓喜に身をゆだねていた。よい光景だなあと思った。表彰式からなにから観ていたらずいぶんと遅い時間。TVの向こう側で日常が引き裂かれていた。

*****

barcelona08051100.jpg

リーガ・エスパニョーラ 第37節

バルセロナ vs マジョルカ

あろうことか録画予約をミスしてしまい、再生してみたらマドリーの試合で驚愕、そして落胆。しょうがないのでそれを観ようと思い直してみたのだけれど、料理をしているうちに気持ちがすっかり切れてしまい、断念。ひさしぶりのカルボナーラはまずまずのできであった。

という経緯があり、このバルサの試合を観ることはできなかった。けれどその後、試合の推移や結果などをネットで確認し、脳内にその様子がうっすら浮かび上がると、どこか寂しい気持ちになった。諸行無常である。

今季をもってライカールトはバルセロナを去る。これはたいへん残念なことだ。ぼくはファン・ハールが大嫌いだったので、それ以来、バルサのことをずっと嫌っていたのだけれど、監督がライカールトになり、ロナウジーニョが加入したりということもあって、いつのまにか嫌いなはずのバルサに気持ちを奪われていたのだった。とくにライカールトのよいところは、選手のプレーする悦びを尊重するところだと思う。結局のところは、その姿勢が仇になってチームが崩壊してしまったといわれているけれども、もしそれが事実だとしても、だからこのホーム最終戦で逆転負けを喫し無残な結末を迎えなければならなくなったのだとしても、最後まで自分の信念を貫き通したライカールトの姿勢は別の次元で素晴らしいと思う。今後、彼はたぶんどこかほかのクラブで指揮をとるのだと思う。この経験を経た彼がどんなサッカーをするのか、組織をつくるのか、興味津々である。それでもサッカーは続く。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第36節

R.マドリー vs バルセロナ

こんな試合は「Clasico」ではなく、「クラシコ」でもなくて、ひらがなの「くらしこ」で十分だ、などと馬鹿なことを考えていられたのは開始からどのくらいまでだったのだろう。もうあんぐりである。クラシコのときはチーム状態の善し悪しなどどうでもよくて、たとえ調子が最悪でも、わけのわからない馬鹿力に突き動かされ相手と交わるのがクラシコである。しかしこれは、実況でもいっていたのだけれども、マドリーの祝勝会のような試合に成り果てていて、これをクラシコと呼ぶことができるのならば多摩川クラシコもクラシコであるのではないか、などとまた馬鹿なことを考えてしまった。哀しい。ここ数年で最悪のクラシコであった。

*****

欧州リーグはこれで一段落。あとは来週のチャンピオンズリーグ・ファイナルだ。
posted by Ken-U at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月07日

CL SEMIFINAL ファイナル進出の2チームが決まる

UEFA CHAMPIONS LEAGUE SEMIFINAL 2ND LEG

M.ユナイテッド vs バルセロナ

m_united08043000.jpg1stレグを観て思わず期待してしまった自分が悪いといえば悪いのだけれど、この試合のバルサには見事に裏切られた。まあ、今季のチーム状態を冷静に考えればしょうがないことなのだけれど。戦術はメッシ、という貧しいサッカーで切り抜けられるほどこのセミファイナルは甘くないのだ。しかも、相手はのりのりのユナイテッドである。

それにしても、スコールズのミドルは見事だった。あのシュートが決まった瞬間、その昔、スコールズといえばズドンと決まるミドル・シュートというイメージを持っていたことを思い出した。だから少し懐かしくもあった。いつのまにか技巧派として落ち着いてしまっていたけれど、ここというところではズドンといく、ということなのだろう。ベテランの味である。重圧のかかる試合では、しかも若手選手の多いユナイテッドの中では、スコールズやギグスのようなベテラン選手の経験がものを言うのだ。それにくらべ、バルセロナは21歳のメッシ頼みであるのだからチーム力の差は歴然としている。

今年はユナイテッドの二冠でいいと思う。

***

チェルシー vs リヴァプール

chelsea08050109.jpg試合としては、こちらの方がずっと面白かった。しかしやっぱりドログバなのである。チェルシーは、ドログバのおかげでファイナル進出を決めたのだ。ドログバは超人だと思う。ドログバ。この試合で彼が決めた2本の超絶シュートは、人間界では対応するのが難しい。スローでリプレイされる映像でも彼のシュートはまだ速く感じる。目にも留まらぬ速さ、とはドログバのシュートのことを言うのだろう。

しかしリヴァプールもよくやったと思う。同点に追いつくときの、ベナユンの細やかなドリブルからF.トーレスのシュートまでの流れなどは素晴らしかった。思えば、シュクルテルの突然の怪我が不運の始まりだった。その結果、代わって出たヒーピアがPKを与えてしまうという1stレグの悪夢さながらの不幸が重なってしまったのだから。とはいえ、そうした偶然の積み重ねもサッカーの一部なのである。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第35節

バルセロナ vs ヴァレンシア

諸行無常。今季、凋落の一途をたどってきた両チームの試合は、ホームであるバルセロナが一方的に試合を進め、ヴァレンシアを下した。複雑の思いのする90分だった。バルサがいくら得点を重ねても、それが歓びに結びつくことはない。選手たちは、ぐっとこぶしを握りしめたりはするのだけれど、皆うつむきがちである。両チームとも、来季はもっとよい状態で試合できるようになってもらいたい。といっても、それはヴァレンシアが一部残留を果たせたらという前提があっての話なのだけれど。さらに、ヴァレンシアはクラブの財政が逼迫しているとの報道もある。これから夏にかけて、このチームはどう変わっていくのだろう。

*****

今週、リーガ・エスパニョーラ07-08シーズンの優勝チームがR.マドリーに決定した。マドリーは2年連続の国内制覇となる。

posted by Ken-U at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

CL SEMIFINAL 一寸先は...

UEFA CHAMPIONS LEAGUE SEMIFINAL 1ST LEG

バルセロナ vs M.ユナイテッド

m_united08042300.jpgユナイテッドという劇薬と、カンプノウの叱咤。それらが混ざり合うことによって生み出されたあのグルーヴが、瀕死のバルサを甦らせた。それにしても、カンプノウのあの盛り上がり方は異様だった。ノイズには慣れているはずのユナイテッドの選手たちが、どこかうわすべりしているようにみえたのだ。その極めて分かりやすい例が、ロナウドのあのPKである。彼であれば、もう楽々決められるはずのキック。実際、先日のアーセナルとの大一番で、彼は同様のPKを事も無げ決めている。にもかかわらず、あんなことになるなんて。天を仰ぎ、手で顔を覆いながらあおざめるロナウド。人生というかサッカーは、一寸先は闇、と思い知らされた瞬間。

両チームのスタメンをみて、これは攻撃的な激しい試合になるのかもなあとぼんやり予想していたのだけれど、いざ試合が始まってみると、意外にもユナイテッドが守備的な姿勢をみせた。というか、蘇生したバルセロナの猛烈な圧力が、赤い悪魔を圧倒していたのだ。その中心には復帰したばかりのデコがいた。やっぱりデコなのだなあと思った。

この引き分けはバルサに有利だと思う。しかし、これはサッカーであるので実際どうなるかはまったく予想することができない。バルサはこのまま調子を取り戻すのか、それともまたぐだぐだになるのか。復讐を誓っているのであろうロナウドの気迫がうまく試合に噛み合うか、あるいは空回りしてしまうのか。妄想は膨らむ一方である。

***

リヴァプール vs チェルシー

liverpool08042400.jpg一寸先は闇。天国から地獄。リーセは、自分がまさかこんな目にあうとは夢にも思わなかったはずだ。自陣ゴール前で屍のように横たわるリーセ。俺はきっと夢をみているのだ。これは臨場感ありありの悪夢に違いない。と、彼が自分に言い聞かせていたかどうかは別として、この悪夢はリーセの悪夢でありリヴァプールの悪夢でもある。リヴァプール、絶体絶命のピンチ。

この両チームであればやはりリヴァプールの方に気持ちがいってしまうはずなのだけれど、今季のリヴァプールはなぜかぐっとこない。なので、どちらが勝ってもいいはずなのだけれども、チェルシーの優勝は気に入らないのでできればリヴァプールに勝ち上がってもらいたい。が、それはとても難しいことだと思う。しかしカイトとかトーレスやジェラードがやってくれるかもしれないし、つまり予想することなどできはしないのだ。そうして行き場のない予想は脳内で妄想と化す。どこまでも膨らんでいく。

*****

来週はバルセロナ、リヴァプール視点で観戦予定。
posted by Ken-U at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月15日

イングランドで落胆、スペインは...

今月はサッカー観戦の記録に終始している。まあ佳境なのだから仕方のないことなのだけれど。そのうち、読み終えた小説についてここに記録したり、映画を観にいったりしようと思う。

*****

イングランド・プレミアシップ 第34節

M.ユナイテッド vs アーセナル

m_united08041300.jpg4月13日(日)深夜。ぼくのガッツポーズはまたもや空を切った。見事な空振りである。アデバヨルが見事な技芸をみせ、歓喜。しかしその直後、深い落胆。それも、またもやPKとは。これでは数日前の悪夢がそのまま再生されているだけではないか。なんて身悶えているうちに駄目を押され、闇。それまでぎりぎりのところに踏みとどまっていたアーセナルにとどめを刺したのは、あのハーグリーブスだった。彼が繰り出した見事なFKは綺麗な弧を描きながら軽々と人垣を越え、アーセナルのゴールネットを揺らした。そして疾走。歓喜の雄叫び。渾然一体だったものが光と闇に引き裂かれた瞬間である。

試合はアーセナルが優位に進めていた。彼らはいつものようにボールを保持し、交歓し、ドリブル突破も交えながら幾度となくユナイテッドのゴールを脅かした。しかし、あと一歩のところでリオが、ファン・デル・サールが、彼らの前に立ちはだかる。きわきわのところで決めきれないアーセナル。一方、ユナイテッドは少ないチャンスを確実にものにする効率のよい攻めをみせた。

この試合に敗れたアーセナルは、事実上、プレミア・リーグの優勝争いから脱落した。CLの舞台からもすでに脱落している彼らにとっては、もう踏んだり蹴ったりである。すべてのタイトルが彼らから遠ざかっていく。人生というかサッカーとはつくづく残酷だなあと思う。


*****

リーガ・エスパニョーラ 第32節

レクレアティボ vs バルセロナ

ひどい試合だった。もうあんぐりである。どうしてこんなになってしまったのだろう。これはきっと戦術や技術の問題ではなく、フィジカル・コンディションであるとか、さらには組織が抱えるあれやこれやがこの危機的状況の要因になっているのではないか。ところで、いま干されているロナウジーニョは実の兄が彼の代理人で、その代理人が現在いろいろと活動中なのだという。彼らには豊かな暮らしを謳歌する権利があると思う。
posted by Ken-U at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

CL ベスト4が出揃う

欧州サッカーも佳境。それぞれのゲームはどちらに転ぶかわからないぎりぎりのところでとりおこなわれている。興奮する。さらに面白いのは、近代サッカーはその名の通り近代のサッカーであるのに、実況では、「神様」「魔物」「魔力」などどいった非近代的な言葉があたりまえのように並べられるのである。つくづく不思議な競技だと思う。

*****

UEFA CHAMPIONS LEAGUE QUARTERFINAL 2ND LEG

M.ユナイテッド vs ローマ

m_united08040904.jpg余裕のユナイテッドはロナウド、ルーニーを先発から外した。この日はふたりにとってよい休養日になったと思う。とくにロナウドについては、前節終了後、ローマのある選手による次は憶えてろよ的な発言で物騒な空気が醸されていたこともあり、その暴力的な気持ちのたかぶりをいなすためにもよい選択だったと思われる。それにユナイテッドはこの試合で必ずしも得点する必要がなかったのだ。

実際、先発メンバーはバランス重視型であった。がしかし、いまのユナイテッドは恐ろしいチームで、というのも、このバランス重視型であるはずのメンバーが恐いくらいの流動性を備えていて、試合開始早々からローマの守備陣を幻惑し、切り裂いて、たびたび決定的な場面を演出したのである。中でも、ハーグリーブスの働きが抜きん出ていた。その運動量と判断、テクニックには特筆すべきものがあった。そのクライマックスは、テベスとふたりで演じたあの得点劇である。ハーグリーブスはテベスが思い描くとおりに、テベスはハーグリーブスが思い描くとおりに動き、ボールは美しい弧を描きながらテベスの額で撥ね、ローマのゴールに吸い込まれた。ユナイテッドがローマにとどめを刺した瞬間である。悦びに狂う赤い悪魔たち。歓喜に沸くオールド・トラフォード。今や怖いものなしの彼らはいったいどこまで前進するのだろう。

***

リバプール vs アーセナル

私のガッツポーズが空を切った。見事な空振りであった。それも二度も。一度目はベッドの上で。それで覚醒し、でも人生というかサッカーは一筋縄ではいかないのでそれからいろいろとあり、出勤の準備も重なって、半裸の状態で二度目のガッツポーズ。今度こそは本物だと思った。半裸でもかまうものかとも思った。しかしその直後、深い落胆。闇。こんなことがあっていいのだろうか。実況では、これはアンフィールドの魔物のせいだと言っていた。なるほどその通りなのかもしれない。きっとそこには魔物が棲んでいるのだ。

***

チェルシー vs フェネルバフチェ

挑戦者であるフェネルバフチェが経験不足を露呈した。彼らは守備的なサッカーが苦手であるにもかかわらず、序盤、勝つ気満々の相手に消極的な姿勢をみせてしまったのだ。彼らは慎重すぎた。失点を恐れていたのだ。そこに付け入るのがホームでは無敵を誇るチェルシーの抜け目のないところである。すかさずバラックがガツンといった。これでフェネルバフチェはガクンときてしまったがそれでも健闘したと思う。しかし健闘はしたのだけれどランパードにとどめを刺されてしまった。CLはそう簡単に勝ち進めるものではない、ということなのだろう。何事も経験である。

***

バルセロナ vs シャルケ

ひどい試合だった。バルセロナは組織が崩壊してしまっている。少し前のヴァレンシアのようにぐだぐだであった。しかしそれでも勝ち抜けてしまったのは彼らにとってよいことだったのだろうか。カンプノウは勝利に酔うことなく、むしろ醒めた感じであり、怒声のようなものまでどこからか響いていた。勝利を得たにもかかわらず振られる白いハンカチ。観客は選手に、あるいは監督や上層部に「ノー」を突きつけている。彼らはかつてのあの悦びを取り戻すことができるだろうか。今週末はレクレアティーボ戦である。

*****

セミファイナルの組み合わせは、

リヴァプール vs チェルシー

バルセロナ vs マンチェスター・ユナイテッド

となった。まずはバルサ対ユナイテッドをどちら側に寄って観るかが問題である。チェルシーはもういいだろう。で、ファイナルはユナイテッド対リヴァプールでユナイテッド、といったところだろうか。現状、この4チームで流動性あふれる面白いサッカーをするのはユナイテッドくらいのものなのだから。ああ、ユナイテッドか。まあ、それもいいだろう。
posted by Ken-U at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

チャンピオンズ・リーグだとか

サッカーの面白さと流動性の間には密接な関係がる。と、最近つくづく思う。

*****

UEFAチャンピオンズ・リーグ QUARTERFINAL 1ST LEG

ローマ vs M.ユナイテッド

m_united08040100.jpg実況によると、トッティに加えてペロッタの不在がローマにとって痛かったのだそうだ。いまのローマのことは詳しくないのでよくわからないけれど、たぶんその通りなのだろう。しかしそれ以上にユナイテッドがすごかったのだと思う。いまの彼らはあまりに強い。恐れていたことがついに現実になったかと思い、いろいろなことを考えながら出勤の準備をして、部屋を出た。

それにしても、あのロナウドのヘディングはなんなのだろう。この世のすべてを切り裂いてしまえ、みたいなあの勢いと迫力。それにルーニーのふてぶてしいくらいの余裕。イングランド的な恐さ満載のフットボールであった。こんなに強いユナイテッドは何年ぶりになるのだろうか。

***

アーセナル vs リヴァプール

好きな両チームの激突であるけれども、今年はアーセナルに勝ってもらいたい。というのも、今季に限っていえば、サッカーの流動性に最も奉仕していたのはやっぱり彼らだと思うのだ。なので、なんらかのプレゼントをしたいと考えるのが人情である。一方、リヴァプールの流動性は先発メンバーくらいのもので、そんな彼らのサッカーは魅力に欠けるものであった。だから今季はおあずけでいいのではないか。しかし、人生というかサッカーには残酷なところがあって、そんなアーセナル今季は無冠に終わろうとしている。えらいことになってしまった。この試合についていえば、アーセナルにえらいことをしてしまったのがカイトなのだけれど、その憎きカイトは実はいつもチームのために献身的な働きをみせるよい選手であることを知っているので、だから憎くても憎むことができない。むしろ彼が英雄になることはまんざらでもないのである。人生は、いやサッカーはとても複雑な成り立ちをしている。複雑な想いがぐるぐるとめぐる。もっと単純に物事が進むといいのだけれど、しかし単純には事が進まないからこそ毎度毎度飽きもせずにサッカーを観てわあわあしてしまうのである。

***

シャルケ vs バルセロナ

事前に結果を知ってしまったので途中までの観戦。ここ数年、地下鉄駅の売店に結果が貼り出されるようになってきている。夕刊紙の仕業である。サッカーファン泣かせの営業活動だなあと思う。

***

フェネルバフチェ vs チェルシー

この試合も事前に結果を知ってしまったのだが、スタジアムの雰囲気が熱くていいのでそれなりに観戦を楽しむことができた。それにしても、このジーコのチームは不思議な勝ち方をする。負けそうなのに負けないでむしろ勝ってしまうのだ。それも劇的に。たぶん強いチームなのだろう。しかしその強さの理由がつかみきれない。あと、イスラエル人が指揮するイングランドのチームがトルコでプレーするという状況も興味を引いた。結果が逆だったらスタジアムはどうなっていただろう、などと妄想してみたり。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第30節

ベティス vs バルセロナ

バルサはボールもゲームも支配しているけれどもそのボールを奪われたあとのずるずるした感じが気にかかるなあ、と思っていたら、1点返された後にさらにずるずるしてしまって、しかもそのずるずる感は時間の経過とともにますます酷さを増していって、そうこうしているうちについにゲームをひっくり返されてしまった。ロナウジーニョを排除したからといって失われたあの頃のサッカーが戻ってくるわけではない。流動性の消失。彼らはそれをもう一度とり戻すことができるだろうか。

***

ヴァレンシア vs マジョルカ

スペインのチームは上位であれ下位であれ足元の技術がしっかりしている。そこがイングランドとの違いであると思う。それでも下位のチームが下位に甘んじてしまうのは、判断力とフィニッシュの精度に難があるからなのだろう。ただ、そんな下位のチームでもノリノリになると怖い。乗せると突き抜けた強さを発揮してしまうのである。ましてや中位のチームはもっと怖いはずで、マジョルカはその怖さを遺憾なく発揮していた。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第31節

バルセロナ vs ヘタフェ

流動性の消失。解説の城氏もそれを指摘していた。彼や野口氏の解説には好感が持てる。

***

セビリア vs ビジャレアル

見どころの多い熱い試合。でも結果を事前に知ってしまったため、後半はたびたび睡魔に襲われてしまった。もったいないことをした。

*****

イングランド・プレミアシップ 第32節

ボルトン vs アーセナル

アーセナルの意地をみた。恐い試合だった。まだ彼らはきわきわのところに踏みとどまっている。ような気がする。

***

イングランド・プレミアシップ 第33節

アーセナル vs リヴァプール

目が覚めるとすでに前半が終わっていた。で、後半を観戦。正直、セットプレーから1得点を決めたとはいえ、ベントナーでは役不足だったのだと思う。アデバヨルが加わってからアーセナルの流動性が格段に増していたし。口惜しかった。しかしこれも人生、いやサッカーなのだと思う。

*****

明日の朝はまずリヴァプール対アーセナルからにしようと考えている。
posted by Ken-U at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

イングランドとスペイン

イングランド・プレミアシップ 第31節

チェルシー vs アーセナル

23日(日)深夜。

chelsea08032302.jpg飲んで帰り、テキーラが脳内をめぐっていたので正確な時間はわからないのだけれど、TVを点けたら試合はすでに始まっており、たしか30分と少しが経過していた。いまだ均衡は崩れておらず、両チーム無得点。緊迫、白熱した好ゲームだった。酒でれろれろになっている目には、展開がめまぐるしいプレミア・リーグのサッカーは毒であるのだけれど、そのまま前半終了までぼんやりと眺め、ハーフタイムにシャワーを浴び、ベッドに潜りつつ後半戦に臨み直した。並行して録画も進めていたのでいつ眠ってもよかったのだけれどついに睡魔は訪れず、結局、最後まで観戦。畜生、ドログバにやられた。

いまのアーセナルであれば無失点でいけるかと思っていたのだけれど、甘かった。ドログバはかつてのキレを取り戻していて、あっ、と思うかどうかの瞬間にズドンと決めてしまった。もう超人的な殺し屋のような仕事振り。憎くて憎くてしょうがなかった。

***

M.ユナイテッド vs リヴァプール

リヴァプールはどうにか持ちこたえていたのだけれど、ブラウンの予想外の行動にやられてしまい、そこで熱くなりすぎて頭の中が真っ白になってしまったのだろう、その隙にとどめを刺され、そこで士気が薄れてふらふらになったところに駄目を押されて、最後はれろれろになってしまった。そして容赦なく畳み掛けるユナイテッド怒涛の攻撃。予測を裏切る行為は相手を混乱に陥れる。とても効果的だと思う。

ユナイテッドには遊びがある。そこがあの得体の知れぬ怖さの源泉になっているのではないだろうか。一方、ベニテスは年を追うごとに合理主義的な思考に偏っていて、それがかえってチームを脆くしているような気がする。強大な権力を持つと組織をやたらといじりまわしたくなるものだが、それも裏目に出ているのではないか。そうしてドつぼにはまってしまうのだ。自滅的であると思う。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第29節

バルセロナ vs バジャドリード

得点差ほど内容には差がなかった。というか、かえってバジャドリードが攻め込むシーンばかりが印象に残っている。しかし彼らは決めることができなかった。それがすべて。

*****

代表戦。岡田監督はつくづくカタい人だと思う。日本の指導者は、なぜこれほど流動的な組織をつくるのが苦手なのだろう。これは律令制以来の体質みたいなものなのだろうか。
posted by Ken-U at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

CL FIRST KNOCKOUT ROUND - 2ND LEG + SPAIN LEAGUE

夕刻着の便で帰国したせいか、いや、たぶん年のせいだと思うのだけれども、日本に戻って10日ほど経つのにまだ時差ぼけが治らない。帰国翌日はまったく問題がなかったのに、その翌日からどうもしっくりこないのだ。夜、早めに眠くなるのは健全な感じがしていいのだけれど、睡魔に身をまかせて寝たとしても、丑三つ時あたりにカッと目が覚めてしまう。それから眠れないことはない。でも眠りが分断されてしまうので寝たという感じが薄くなってしまい、気持ちが悪い。ただでさえ眠りが浅いタイプなのに。

*****

UEFAチャンピオンズ・リーグ BEST16 2ND LEG

ミラン vs アーセナル

arsenal08030407.jpgセスクの個人技がこの試合の均衡を破ったようにみえた。というか、実際そうだったのだけれど、ただ、その背景にはアーセナルの選手たちによる流動的サッカーの積み重ねがあったのだと思う。ミランがいくら老獪だとはいっても、眼前にアーセナルの選手たちが次々と湧き出てきてはその対処に振り回され、そうこうしているうちにほとほと疲れ果てて、そのうえ延長戦のこともうっすら脳裏に浮かんだりして、そのうち目先の対処と先の予測の境界が曖昧となって、彼らはついうっかり集中力を薄れさせてしまったのだ。そこにきてセスクの意表を突くあのミドルである。その瞬間、ミランの選手たちの意識は真っ白になってしまったのではないか。対称性の破れ。歓喜の瞬間である。いつのまにかすっかり勝負強くなったアーセナル。ただ、彼らの苦難はこれからも続く。政治力の欠如。

***

R.マドリー vs ローマ

シュスターは優秀な監督なのかもしれないが、とはいっても結局のところ、マドリーはロビーニョ頼みの平凡なサッカーに行き着いてしまっている。あとはバチスタとかグティとか、カシージャスのスーパーセーブだとか、やはり最後は彼らの個人技に頼るしかないのである。試合は紙一重だったけれど、結果だけをみれば、ローマの完勝であった。マドリーがやけくそになった後の終盤だけがみていて面白く感じられた。

***

M.ユナイテッド vs リヨン

シャルル・ド・ゴール、ゲート下のカフェにて。安い白ワインをちびちびやりながら、TV中継を眺めた。試合はすでに後半の後半。さあユナイテッドがどう試合を締めくくるか、といっても店の中はそれほど盛り上がってはいない。右手のテーブルで飲んでいる男たちは英語圏の住人だと思うのだけれど、TVに視線を送ることもなくなにやら会話に熱中している。左斜め前のテーブルはフランスの若者らしく、彼らだけは観戦で盛り上がっていたのだけれど、それでも試合終了5分前には店を出ていってしまった。サッカーのわからない奴らだ。この5分間がとても大切なのに。それにたぶん、フランス人とはいってもリヨンとは縁もゆかりも無い人たちなのだろう。ルーニーのいるユナイテッドは恐ろしく強い。リヨンはいつもこのあたりで消えてしまう。ジュニーニョも年をとったなあ、と思った。

***

バルセロナ vs セルティック

観る前になにかで結果を知ってしまった。というか、だいたい結果は見えていたのだけれど。シャビの先制ゴールの少し後までを観戦。その後はいつのまにか寝入っていた。

***

セビリア vs フェネルバフチェ

熱い試合。最後までちゃんと観戦したかったのに、後半の後半、ついに睡魔に負けてしまった。ジーコはトルコで幸せに暮らしているのだろうが、セビリアもきっといい町なのだと思う。こんどスペインを旅するときには、セビリアあたりの南部もまわってみたい。

***

インテル vs リバプール

liverpool08031105.jpgインテルはなぜかあまり好きにはなれないクラブなのだけれど、今回については少し可哀想に思えた。もう少しサッカーをやらせてあげてもよかったと思うのだけれど、どうなのだろう。イタリア国内でいい思いをしすぎている反動ということなのだろうか。それにしても、1stレグも含め、CLにしては安易にカードを出す試合だなと思った。キレたマンチーニは、試合後、メディアに思わず辞意を漏らし、モラッティを激怒させ、周囲を混乱に陥れたという。当事者がみな大真面目であるだけに、滑稽極まりない。これもまたサッカーの醍醐味である。

しかしながら、フェルナンド・トーレスは凄い。あのターン。そして振りの小さなシュート。彼は一瞬にしてすべてを切り裂いてしまう。童顔にして、えらいことをやらかす男だなあと思った。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第27節

バルセロナ vs ビジャレアル

テクニシャンを揃えたビジャレアルはとてもよいチームだと思う。渋いサッカーをする。少し前まではリケルメにおんぶにだっこという印象があったけれど、いまでは個に頼ることなく、皆でサッカーに奉仕している。よいことだと思う。足元中心のゆるりとしたポゼッション・サッカーでありながら、ちんたらしたところがなく、思いのほか展開も速い。ビジャレアルは人口4万数千の小さな街ながら、2万4千人収容のスタジアムを持つ。

***

ヴァレンシア vs D.ラコルーニャ

人間の意識とは摩訶不思議なもので、なんだクーマン、このやろう、などと思いながら彼の横顔を眺めていると、それがつくづく憎たらしくみえてくる。なので、ヴァレンシアが先制、追加点を入れたとしても、どこか気分がすっきりしない。引き分けでよかったと思う。で、試合後、ソレールが辞意を表明した。ヴァレンシアのダッチロールはまだまだ続く。

*****

試合を観ているうちにうとうとしてきていつのまにか眠っている。ということの多いセカンド・レグだった。で、そうこうしているうちにQ.ファイナルの組み合わせが発表されたのでここに書き留めておく。

アーセナル vs リバプール
ローマ vs M.ユナイテッド
シャルケ vs バルセロナ
フェネルバフチェ vs チェルシー

アーセナルの苦難は続く。ローマはユナイテッドに借りを返すことができるだろうか。フェネルバフチェはチェルシーの硬質なサッカーを打破できるか。バルセロナはここは意地をみせなければ駄目だろう。で、勝ち抜けはアーセナル、ユナイテッド、バルサ、チェルシー、といったところではないかと思う。
posted by Ken-U at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

欧州サッカー三昧

先週の木曜は代休で会社を休み、昼は渋谷でドキュメンタリー映画、夕方からは自宅でサッカー三昧だった。以下、いつものようにだいたい観戦順に記録する。

UEFAチャンピオンズ・リーグ BEST16 1ST LEG

アーセナル vs ミラン

arsenal08022304.jpgイタリアのチームの守備力というのは本当に卓越していると思う。彼らは懐の深いサッカーをする。このミランにしても、老練さというか老熟というのか、この大一番でアーセナルのよさを巧みに消しにかかった。一方、若きアーセナルの選手たちは、得体の知れないミランの懐の深さにどこか圧されるというか、自国のリーグでみせるようないけいけ感は影を潜め、探り探りのプレーに終始していた。といっても、彼らが消極的なサッカーをしたというわけでは決してなく、拮抗した、緊張感のあるよい試合を演出していたと思う。ただ、試合終了間際、ぎりぎりのところでのアデバヨル。ここがユナイテッドとの差なのかもしれない。次戦はどうなるか、この組み合わせについてはまったく予測ができない。楽しみである。

***

リヴァプール vs インテル

あの悪役マテラッツィが30分で退場となり、10人となったインテルがまたべた引きになってしまって、これはきっとつまらない試合になってしまうのだろうなあと思いながらTVをぼんやり眺めていたら、最後の5分でえらいことになった。カイトはそのひたむきさが実を結んだのだろう。それに、ジェラードはやはりスーパーな選手で、ほんと、あんなシュートはめったに見られるものではない。素晴らしかった。が、チームとしてはなにかが欠けているような気がする。それでもやはり勝ち抜けてしまうのだろうか。まあ、これまでインテルというチームを応援したことがないので、それはそれでいいのだけれど。

***

ローマ vs R.マドリー

この試合は背中で聴いていたので詳細はわからないのだが、ホーム・アドヴァンテージがたぶんあったのだろう、というかあったとしても、この結果を残したローマはたいしたものだと思う。ただ、もうひとつ盛り上がりに欠ける組み合わせである。

***

セルティック vs バルセロナ

セルティックは健闘したが、個人技に上回るバルセロナが順当な結果を得た。まさか、セルティックのゴールシーンがあんなに見られるなんて。やはりセルティック・パークの魔力なのだろうか。といっても、その魔力にも限界があった。

***

リヨン vs M. ユナイテッド

試合終了間際、ぎりぎりのところでテベス。リヨン落胆...強豪チームはこれがあるから怖いなと思う。というか、ユナイテッドはやはりとても怖いチームである。さすがに「赤い悪魔」と呼ばれるだけはある。これでユナイテッド有利。このままホームで強さ、怖さをみせつけるのだろうか。

***

フェネルバフチェ vs セビリア

熱い試合だった。トルコ人は本当に熱いと思う。客席は終始、熱狂していた。そのうえ、交互に点が入るものだから、観客は絶頂目指して止め処なくヒートアップしてゆく。歓声が湧き、紙吹雪が舞う。歌い、踊る。ジーコの魔法もなぜか冴えていた。なんだか幸せそうにみえた。いつかトルコに行ってみたいと思う。

*****

イングランド・プレミアシップ 第25節

バーミンガム vs アーセナル

arsenal08022300.jpgああエドゥアルド。試合開始早々、たいへんなことが起きてしまった。エドゥアルドが脛を削られ、骨折してしまったのだ。酸素マスクをつけられ、担架で運ばれてゆくエドゥアルド。その光景を、ぼくは呆然と眺めた。彼の足があまりに酷い状態になっていたため、TVでは引きの映像しか流さなかったそうだ。彼の一日も早い回復と、アーセナルのユニフォームに再び袖を通す日が来ることをお祈りする。

試合の方は、バーミンガムが意地をみせた。マクファーデンが主役だった。イングランドのリーグ戦でありながら、スコットランドの忍耐強さ、逞しさを感じた。とても密で、複雑な思いのする試合だった。

*****

リーガ・エスパニョーラ 第23節

サラゴサ vs バルセロナ

微妙な判定のおかげで、バルサは勝ち点3を得た。これはやはり、ツキがあったと考えるべきなのだろうか。

***

リーガ・エスパニョーラ 第24節

バルセロナ vs レバンテ

エトオがピッチに戻り、メッシに再びキレが出てきた。そうなるとバルサは強い。ロナウジーニョはやはりいまひとつだったけれど、ゴールが決まるたびに一番に駆け寄り、そのゴールシーンの一員、みたいな顔をして抱き合っていて、それが面白かった。マドリーとの勝ち点差は2となった。

*****

いいかげんサッカー三昧もどうなのだろう、と思いながらやめられない。
posted by Ken-U at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー(欧州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。